SNSと言論人
この動画、面白かった。
ちょうど前日に東氏は「東浩紀meetsゆとり&Z どうするどうなる日本社会」というタイトルの動画をアップした(既に削除されてる)、
そこで大学、出版界についてタイムリーに上記動画とリンクしたコメントをしていたので、理解に奥行きが得られてよかった。
上記動画で、氏はソーシャルメディアにおける、言論人のスタンスについて言及している。全体として、自分の意見に固執しすぎる人が多く、それが言論と現実の乖離につながっているという。
いまをときめく言論人について「大学に雇われている人」と「経済人」に大別して論じているが、氏があえて意図的に表現しないままにしていることを、自分なりに”意訳”すると、前者の学者タイプは本人がいくら世間にブレークスルーを果たしたつもりでいても、限界がある。
ひとつ挙げると、普段は「キリッ!」としているが、ふと気がゆるんだその瞬間に爆発炎上する。また炎上に際して危機管理の低さが如実に顕れたりする。さらに、性格がもともと可燃性だと必要以上に殴られてる的なエラーに発展する。
彼・彼女らは知的で自信家だが、社会変化の脈を深いところで読めていない憾みがある。対して経済人タイプの言論人はそこらへんの読みがわりと広く、手が見えているのか(よく目を凝らしてみると)発言も慎重な傾向がある。
とくにコロナ過以降は、この言論人たちの”エコロジー”を、SNSを通じて、多くの人が静かに目撃している。
しかし東浩紀って、すっかり変ったよな。顔つきが。
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