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先ずは顧客を知る
デール・カーネギーが残した名言があります。
自分に興味を引こうとすると2年以上かかるが、相手に興味を持てば2ヶ月で済む
これは、社員教育や顧客対応についても同じことが言えます。
自社の商品に興味を持ってもらえるような広告宣伝をするよりも、顧客の悩みや課題を深く知ることが重要だと言うことです。
ほとんどの会社は、顧客情報を取得することが目的になり、簡単極まりない顧客の名前を知ることを怠ってしまいます。
「お客様」と呼ばれるよりも「〇〇さん」と呼ばれる方が嬉しいし、特別感も演出できる。
熱狂的なファンと繋がりたいのであれば、自社に興味を持ってもらう前に、お客様に興味を持ちましょう。
名前・誕生日・好きなこと・嫌いなこと・価値観・血液型など、あらゆる情報をさりげなく聞き出し、興味を示すことで自社に興味を持ってもらう。
社員教育についても、同じことが言えます。コミュニケーションのはじめの一歩は、相手を知ることからはじまります。相手を知らずして信頼関係は築けません。
「最近の若い世代は、よくわからない」と言う声を聞きます。
コミュニケーションもキャッチボールと同じで、「私は、そう思います」と言うボールを投げます。普段なら「いや、違う」とボールを強く返したらどうでしょう?
きっとあなたには、ボールを投げなくなります。
それよりも、「あなたは、そう思うのか」と受け止めることで、コミュニケーションが良くなると考えています。
これが、カーネギーも言う通り「近道」なのです。
情報が集まるとサプライズなども先手も打ちやすいです。
お客様が思わず「ワオ」と驚くようなプレゼントをする方が、広告を打つよりも費用対効果があるのではないでしょうか。
割引クーポンをもらっても、素敵なプレゼントをもらったとは思えないでしょう。「ワオ」というより「ラッキー」な感情でしょう。
家族の一員だと思って贈り物をすれば、きっと意味のある出来事となるでしょう。
経済も事業も突き詰めれば、人対人です。
事業を経営しているのも、商品を購入しているのも、人です。
働くことで、誰かの役に立ちたいし、喜んでもらいたいと思うのも、人です。
お客様が喜んでくれると、スタッフも気持ちが良いです。
自分の仕事にやりがいを感じられます。そして仕事に深く取り組むようになり、その感情が新たなお客様と繋がりより良い相互作用(インタラクション)が繰り返されます。事業もさらに発展し、世界は一層にHAPPYになり、あなたも私も物心両面で素晴らしい生活になるでしょう。
H2H(ヒューマン・トゥ・ヒューマン)を大切に
今日も良い一日でありますように
ありがとうございました
#260 2022/11/02
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