
ねこさんのエサ。
ボクが引っ越してきて、どれくらい経った頃からだろう。
近所のねこさん(野良猫?)がベランダを通っていくようになった。
ある日、部屋をのぞいたねこさんは、二度見したあと
「なんですと!」というようなすごい表情を見せた。
そのときに、ネコさんの視線の先にあったのは、母の遺影だ。
仏壇に飾られた遺影を見て、すごい表情をしたのである。
母に対して何かを感じ取ったのか?
それとも、のろわれていると感じたのか?
しばらくの間は身を隠したのか、来なくなった。
今年の何月頃だろうか?・・・また来るようになった。
それに対してボクは、餌を与えるようになったが
好みの問題か、食べないときもあった。
餌として、いろいろなものを与えてみた。
鰹節はやはり好きらしく、好んで食していたが
そのうち、また来なくなった。
ボクもねこさんに癒されていたから、来てほしくて
「ペットの元気玉」という「いわし」が入ってるものを買って
ベランダに置いてみた。
効果あり、また来てくれるようになった。
その頃、「猫に餌をあげていいのだろうか?」という疑問も
湧いてきたので、大家さんに「餌を上げるのはダメですか?」
とたずねたら、やはりダメでしたが、近所の人に苦しめられていて、ねこさんに救われているから、これからも、やり続けようと思いました。
しかしまた、最近ネコさんが来ません。
餌を用意しておいてもだめです。
独自の考えでは「もうボクには必要がない」からと
思ったりもします。「ひとりで大丈夫だから?」・・・と。
「人のネットワークが確立した現在、ボクたちはもう必要ない」
まさか、そんなふうにねこさんが考えているとは思いたくもない。
また、愛らしい姿・表情で癒してほしい。
・・・さみしいです。
来てくれないかなあ。
昨日、お昼に窓に映る影が見えました。
餌が減ってるときもあり、来てることはわかっても
ボクの前には姿を見せようとはしません。
嫌われたのかな。愛想をつかされたのかな?
「XXXXカムバ~ック」とでも叫びたい今日この頃。
いつか来てくれると信じてます。
いままでありがとう、ねこさん!
いいなと思ったら応援しよう!
