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顔面神経麻痺(ハント症候群)② 入院1日目
3/22深夜
日付が変わる頃には、左顔面の麻痺が進んで、まぶたが閉じられなくなる。
オットと子の弁当を作ったあと、症状をネットで調べて、顔面神経麻痺というものになっていることが分かる。入院するかもしれないということも知る。
深夜に風邪っ子の看病をしつつも、朝になったら病院に行く事を決意。
まぶたが開いたままでは寝られないので、サージカルテープを貼って無理やりまぶたを閉じて、就寝。
午前〜昼
オットに今日病院に行く、ネットの情報によると、入院するかもしれないと伝える。
取り急ぎ、家用のゆったりした靴下と、長い充電ケーブル、モバブを持って出る。
左目を塞いで保育園に行ったので、先生もビックリ。説明もそこそこに子を預かってもらい、バスに乗って病院へ。
昨日行った病院の、耳鼻咽喉科に再診。
MRIの写真を再度確認し、脳は綺麗だねとのこと。
左耳が水泡は出てないものの紅くなっている、鼓膜の動きも左右差が出ている、めまいもあった、そのほか諸症状から見て、不全型ハント症候群と見ていいとの話。
不全型ハント症候群:
耳介の帯状疱疹、難聴、めまいなどの、ハント症候群の症状が全部揃わないもの。
麻痺の程度としては、重い方。
眉もまぶたも小鼻も口角も、まったく動く感じがしない。
治療は、とにかく早急に強い薬を入れることが大切。子供がいるなら大変だとは思うが、できるなら入院をすることを勧められる。
会社に入院の旨連絡。オットとも連絡が繋がって、病院に来てもらう。
先生にもう一度説明してもらい、入院。
午後
ステロイド点滴、バラシクロビル(抗ウイルス薬)の服薬開始。
オットが着替えやら何やら持ってきてくれる。
ペットボトルから直飲みしようとするとこぼしそうになるので、専用のストローキャップも持ってきてもらった。
子の出産の際に買ったもので、その後、子がペットボトルの飲み物を欲しがるようになった時にも役に立ったが、まさかこんなかたちでお世話になる日が来ようとは。
耳栓を持ってきてもらったのもよかった。
大部屋だったのもあるけれど、別室の痴呆の患者さんが昼夜区別なく大声を出し続けており、なかったらストレスがすごかったと思う。
夕飯がありがたい。この日は朝昼とご飯を食べられてなかったので、よりおいしく感じる。
入院中は、舌が半分麻痺してる割には、味はよく感じられたように思う。
むしろ常食とはいえ、しょっぱいと思うことさえあった。
夕食
米飯
鮭塩焼き
いんげんのごま和え
ポテトベーコン炒め
キュウリの酢の物