プロレスリング・ノアのノアの方舟となるか!?リデットエンターテインメント社について調べてみました。
こんにちは。プロレススクエア開発担当のトカゲドライバーです。プロレススクエアはプロレスに特化した情報アプリで、選手名鑑や最新ニュースなどが簡単に調べることができるサービスです。
今回は、2019年1月にプロレスリング・ノアを子会社化したリデットエンターテインメント社について調べてみようと思います!
プロレス団体の買収について
プロレス団体の買収自体は今となって目新しい事象ではありません。
有名なところですと2005年にユークスが新日本プロレスを買収し、さらに2012年にその権利をブシロードに売り渡しており、新日本プロレスは今もブシロードの子会社として運営されています。
新日本プロレスは買収されたことで世界トップ級団体へと返り咲く
これは改めて語る必要がない方も多いと思いますが、新日本プロレスはユークスに買収をされたことで徹底的なコストカットを実行し、それまでの収益が出づらい高コストな体質を改善しました。
そして次にオーナーとなったブシロードは、同社の巧みなマーケティング力と豊富な資金で、徹底的なプロモーションを実行することで、今のプロレスブームの牽引団体としての新日本プロレスの地位を確固たるものにしました。
現在はさらにメイ社長が就任して、グローバル展開を熱心に取り組みさらなる拡大を図っており、新日本プロレスは買収されたことで世界を代表する団体へと返り咲いたといえます(もちろん選手の絶え間ない努力のベースがあってこそですが)。
プロレスリング・ノアを買収したリデットエンターテインメント社とは?
ブシロードはすでに有名でしたし、ユークスもゲームが好きな方なら聞いたことがある会社でしたが、リデットエンターテインメント社はあまり馴染みのない社名かもしれません。
リデットエンターテインメント社の前身はパチンコ店のホールプロモーションを得意とする広告会社
リデットエンターテインメント株式会社の前身は、エス・ピー広告株式会社でした。2018年10月1日に 「リデットエンターテインメント株式会社」に社名を変更しています。
エス・ピー広告社は1999年創業。広告社という名前からわかるように広告業を主な事業としており、特にパチンコ店のホールのプロモーションに強みを持っていたそうです。
近年はプロレス興行にも進出!常務取締役は元新日本プロレスの執行役員。
パチンコ店を中心にアミューズメント向けの広告事業を主力としてきたリデットエンターテインメント社ですが、ノア買収以前からプロレスの興行事業にも進出をしていました。
元新日本プロレス執行役員の武田有弘氏を常務取締役に迎えることでプロレス興行のノウハウを強化し、DDTの若手ブランド「DNA」のプロデュースや、メキシコAAA日本公演、ディファカップの復活などを手がけ、最近では長州力関連の興行「POWER HALL」の興行を取り仕切っていることを知っている方も多いかもしれません。
会長は長州力選手!以前から顧問として経営に参加。
そしてリデットエンターテインメント社がプロレスに明るい大きな理由は、長州力選手が取締役会長を務めています。吉田光雄という本名で記載されることも多いので気づかない方もいたかもしれません。
エスピー広告社の時代から顧問として長州力選手の名前があることもわかります。
そのような関係から、長州力選手がプロデュースをした「お肉酒場 GINZA-TEI with 長州力」の経営をするなど飲食業も行っています。
リデットエンターテインメント社のアイデア満載の施策から目が離せない!
リデットエンターテインメント社は長州力選手の飲み会を開催するなど、これまでプロレス業界にはなかった施策で業界を盛り上げています。
またノアも清宮選手を中心に若手中心の新体制になっていたり、プロモーション方法もWEBを活用したモダン化が図られています。また三沢選手のメモリアル興行やそれに伴ったグッズ販売など、ファン心をくすぐる施策も次々と展開しています。
役員や会長の持つプロレス業界への豊富な知見と、広告社として培ったプロモーションノウハウで、ノアは新日本プロレスのように買収によって再び日本テレビで放映されていたような黄金時代が再び来るかもしれません!
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