大学卒業後、1人だけ就職しなかった話

こんにちは！トラベルクリエイター志望のたーぼーです！


実は僕大学卒業した後に就職をせず、そのまま沖縄に移住した人間です。今から２年前の話ですが、あの時が結構大きな転機でした。

就職しなかった理由

「なんで就職しなかったの？」

とたまに聞かれます。でもあの時の自分に就職先なんて選べるわけ無かったよなと今でも思います。

なんとなく生きて来ただけの自由な大学生に地方の選択肢の少ない就活なんて難易度は高かったし、その傍らヒッチハイクや自転車旅にも目覚めてしまっていたので

「自分は今のままで良いんだろうか？」
「そんなに世界を知らないまま大人になっていくんだろうか？」

そんな思いがその頃から着々と芽生えていました。

ヒッチハイクしてた時の写真

一応内定はあった

就活中は企業説明会や数社面接を受けてはみたものの、どうしても気が乗らなかった。県外で就活をしても良かったけどずっと四国から出たことないかったからそんな勇気も出なかったです。

そんな中ドラッグストアに内定は貰ったけど、めちゃくちゃ悩みました。「このまま社会人になる」というイメージも心構えも一切できてなかったからです。

ギリギリまで悩んだ挙句、内定式終わった10月頃に「辞退します」と会社の人に電話した。連絡するのが直前すぎてマジで困らせたと思う。めっちゃ優しい方だったので「自分の好きな道を選びなさい」って言ってくれたんだけど「辞めた後の進路は決まってるの？」と聞かれた時に「いや、何にも決まってないです。」って言った時は結構ガチめに心配されました。

「本当に心配と迷惑かけたよなぁ」とガチ反省案件です。

親と喧嘩した

辞退した後はすぐお母さんに報告しました。でもそこはさすがお母さんで「まあ辞退しちゃうよね」とそんなにびっくりした様子では無かったです。一通り見抜かれてたみたいで「母親ってすごいな」と思いました。お父さんとは電話でめちゃくちゃ喧嘩しました。「このままだと一生就職できないぞ！」と言われ、思わず電話を切っちゃいました。

今にして思うとあの時両親にもだいぶ心配かけました。（なんなら今でもかけてるんだが、、）だからこそなんでも良いから進路は決めて卒業したいなと思い、知り合いから沖縄の仕事（スタートアップのバイト）を紹介してもらい、なんとか両親を説得しました。

当時住んでた場所

内定式直後の写真(オンラインでした)

一旦これで良かった

就職しなかったことが正解だったか、間違いだったかなんて未だにわかりません。生活は安定しませんし、世間からの風当たりが強い時だってあります。

ただ「一旦これで良かった」とは思います。自分の心の声に従いまくるのは怖いし、ある意味で挫折しそうになる事は何回もあります。でも「こんなことやりたく無かったのに、、」と思いながら毎日死にそうになってる自分はとてもダサいし、見てられない。多少世間体を横においてもこの選択は最良の選択だったんじゃないかなと今は思います。

ライターに出会えたのも、POOLO JOBに入ってトラベルクリエイターを目指そうと思ったのも、今ゲストハウスを運営することになったのも

「あの時、内定を辞退したからです。」

選んだことを正解にしていくためにも、自分への生きづらさを受け入れて今日も前に進んでいきます。

卒業式、愛媛の友達と撮った写真📸