見出し画像

氷の世界

寒い

風が強い

耳が冷たい

手足が冷たい

昨日は24節気の大寒

春がすぐそこまで近づいているとは思えない

こんなに寒いのに

仕事で冷凍庫に入る

まるで氷の世界だ

空気が澄んでいる

空気がきれい

あっちの山

こっちのビル

そこの雲もいつもより近く見える

雪化粧した隣の県の御岳

自分の町の山に見えるくらい近くにある

心がきれいなひとは

きっとあらゆるものが近くに見えるのだろうなと思った

真っ白な陶磁器を

眺めては飽きもせず

かといって触れもせず

でも誰が汚したんだろうと掃除をする

うちのトイレ

湯船のお湯を洗面器で足にかける瞬間がたまらない

じわじわと身体が温まってくる

金曜の夜はいつもの夜より少しうれしい

ぼくの一日が過ぎていく

今日も一日が過ぎていく

--------------------------------------------------------------------------------------

今ちょうど小椋佳さん作詞の「白い一日」を聴いている。

高校の時に日本のフォークをよく聴いていた。

70年代のフォークはなにかもの寂しげで心を打つ。

東京一人暮らしの時にもよく聴いた。

当時としては画期的なロンドンでのレコーディング。

どの曲も素晴らしくアルバムとしての完成度も非常に高い。

「あかずの踏切り」から「帰れない二人」への流れは

「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」から

「Lucy In The Sky With Diamonds」とカブる。




励みになります