結婚はしない。本当にそれでいいの?
皆様には、
自分の選択について疑問を感じ
本当にそれでいいのか?
そう思って悩むこと、ありませんか?
頭ではそれが正しくて
そうした方がいいんだろうな、と思っている
だけど、それが正解なのか?
後で後悔しないのか?
それは本当の自分の望むことなのか?
そんな時は自分の身体の感覚に注目すると
自分が強がっているのか、本当にそう思っているのか
わかると思います。
例えば、私の場合
私は今33歳で、独身、子供はいません。
自分の経験やいろいろな方々の話を見聞きしていて
「子供は絶対に欲しいわけではないな」
「結婚も必須ではないな」
そう思っています。
なぜなら、自分のやりたいことに制限をかけたくない
しばられたくない。
自分の気持ちに正直に生きたい。
形骸化している夫婦のような嘘をついた生活がしたくない。
私の中ではマイナスなイメージが強いわけですね。
では、ここで
「自分の子供はいらない」
そう宣言してみます。
その時の身体の感覚に注目します。
特にどこかが強張ることもなく
胸のもやもやなど変わったところはありません。
言葉と身体の感覚は一致しています。
ところが
「結婚はしない」
そう宣言してみると
胸の辺りに強いモヤモヤを感じます。
ということは、
「結婚はしない」
は本当に思っていることではないわけです。
その胸のモヤモヤは
何を教えてくれているの?
何から守ってくれているの?
しばらく自分に問いかけてみると
「幸せな結婚だってあるんじゃない?」
もし幸せな結婚があるとしたら
それはどんな結婚生活?
「今日は何食べようか?」
「これ食べたい!」
「いいね!」
そんな話をしながらご飯を一緒に楽しそうに作って
たくさんスキンシップをして笑い合っている
場面を切り取るとしたら
キッチンに向かっている私に
後ろから結婚相手がバックハグしてくれて
笑い合っている場面
笑い合っている瞬間感じることは
「幸せだな〜」
身体の感覚は喉から胸の辺りが
ほわあっと暖かい感覚。
結婚生活に対してマイナスなイメージが強かったのですが
結婚に対してそんなポジティブなイメージもあるのならば
全ての「結婚」を否定してしまうと
それは自分に嘘をついていることになりますね。
そこで言葉を変えて
「窮屈な結婚はしない」
に変えて宣言してみると
あら不思議、先ほど感じていた胸のモヤモヤはなく
「子供はいらない」
と宣言した時と同じ、
何も体に反応がない状態になりました。
この一連の流れで気づいたことは
ご飯を食べる相手が欲しい、とは前から
思っていたことなので驚きはしないのですが
スキンシップが欲しい、は思っていたことではないので
少し意外だな、と思いました。
どうしてスキンシップが欲しいんだろう?
そう考えていると、小学校の頃の自分が出てきました。
自分のリビングにいて、私は何かをしている。
多分夕方の学校が終わった後かな。
母はソファに寝っ転がって休んでいる。
どうしてかは覚えていないけれど、
私は何故か母に甘えたくなり、
ソファに寝転がっている母の足元に
覆いかぶさる感じで甘えに行く
すると次の瞬間、
すごく嫌そうな顔をされ
足で蹴っ飛ばして振り払われ
その後どうしたのかは覚えていないのですが
とてもショックだったことは覚えています。
喉、鼻の辺りが詰まるような感覚がして
グッと堪えていました。
今思うと、当時の母は家事と育児、仕事に疲れていて
けれど誰にも頼ることができなくて
1人で頑張って疲れていたんだと思います。
もし、その時、母に頼る人がいたり
お金に余裕があって働く必要もなく
心に余裕があったとしたら。
本当は、甘えた時に受け入れてもらって
そっと
「どうしたの?」
と背中をさすってほしかったな。
そうしてもらえた場面を創造すると
胸と喉の辺りに柔らかい感覚がある。
その感覚をもとに
蹴り飛ばされた場面に戻ってみると
ショックを受けて呆然とするのではなく
逆に「どうしたの?何かあったの?」
「疲れているなら今日はご飯作るの手伝おうか?」
そうやって母を心配できる自分が見えました。
自分にワークをやってみて、涙が出てきたので
甘えたい気持ちを抑えていたんだなと気づき
思えばこの辺から
「人に甘えちゃいけない」
「親に甘えてはいけない」
「甘えると拒絶される」
そんな考えが生まれ始めたのかな。
それが後の恋愛にも人間関係にも影響を与えていて
自分から甘えることはせず
甘えてくれる人と仲良くなるようになった。
そしてそんな人には自己犠牲をしてしまい
いつか自分が苦しくなる。
逆に、甘えを抑えた反動からか
この人にはすごく余裕があって、
たくさん甘えても全然受け入れてくれる。
そんな人にはどっぷりと依存し甘えてしまう癖がついた。
上手に甘えたかったんだね。
そして、スキンシップが欲しいと思った訳にも納得がいきました。
あの時の自分を癒したかったのかな。
全てNLPのスキルを使ったものですが
この自分と向き合った時間から
結婚は必須ではないけれど、
甘えたい時に甘えることができたり
スキンシップで愛情表現をしあえたり
そういうパートナーができたら幸せだな
そんな創造がひとつできたので
胸から喉の辺りに感じた幸せな感覚
その感覚をもとにパートナーを探していきたいな
そう思いました。
皆様には
自分の言葉と体が一致していないな
そんな言葉はありますか?
もしも自分の本心ではないことを
言っている場合、必ず身体に何か反応が出ているはずです。
もしも本心なのかどうかわからなくなったら
思考や周りの言葉に惑わされずに
冒頭の私がしたように自分に問いかけてみて
まずは自分の身体に注目してみてください。
身体は自分の心を伝える通訳者です。
今自分が感じている感覚を、信じてあげてください。
少しでも自分に嘘をつかずに
本当に思っていることを口に出せる人が増えたらいいな。
お読みくださり、ありがとうございました。
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