不登校の子を持つお父さんの気持ち③
こうちゃんも2年生になると、全く学校にいけない日が増加(笑)
妻の付き添いで学校に行けるようにはなるんですが、やっぱり苦しいわけですよ。通級に居れるときは良いのですが、基本教室は無理。
ぶっちゃけ、友達とかの目が気にならないのかと変な心配をしていたのですが、全く関係ないみたいでした。
そして2年生の冬、ついに出雲大社の近くにあるフリースクールに通うことになるわけです。松江からだと片道40kmですよ。往復2時間。ぶっちゃけマジで?!って感じでしたが、ここならいけるというんですわ。
自宅の近くにもフリースクールはあったのですが、教育方針というかなんというか、母子共になんか違ったみたい。
2019年1月から正式に利用することに。
私は出雲にも店舗があったので、いける日は私が送り迎えを。無理な日は妻が送り迎えをしました。正直、大変だったけど、長男の表情はとても明るかった。いや、どうだったんだろう。本当は普通に学校に行きたかったのかな。
しかし、娘も幼稚園に通っていて、なかなか仕事との兼ね合いもあり、送り迎えがしんどくなるわけです。そこで長男君が電車で一人で通えないか練習を開始するんです。片道1時間。小学二年生。都会ならいざ知らず、田舎でこれはなかなかハードル高い。
最初は共に電車に乗って駅の名前を覚えたり、乗り換えの場所を覚えたり、駅員さんと仲良くなって、色々お願いしたりしてね。
まずは、途中の乗り換えの駅までは迎えに行くからそこまでは一人で帰ってくる練習。次は乗り換えの駅から、終点の松江しんじこ温泉駅まで一人で帰る練習。そして、ついに一人で最初から最後まで一人で帰れるように!!!これにはちょっとウルっときましたね。感動でした。TVの「初めてのおつかい」を見ているような気分。これで大丈夫!と思ったのですが。。。。
ひとりで帰宅できるようになった3回目くらいに事件が起きます。
夕方までフリースクールで全力で遊ぶわけですよ。そりゃくたくたです。帰りの電車でまぁ、寝てしまうんですが、そこでやってしまったわけです。
「おねしょ」を幸いにも出雲方面から松江方面に乗車している人は少なく、乗客には知られなかったみたい。でも本人はすごく恥ずかしいし、二度とやりたくない。電車に乗って寝てしまったら、またおもらししてしまうんじゃないか。小学2年生です。不安全開。もう恐怖です。
これで、一人で通うことはできても帰ることはできなくなり、数日後には通うこともできなくなるわけです。送迎ならいけるのですが。。
送迎ができない日は出雲大社のそばからわざわざフリースクールの方が松江まで迎えにきていただいたことも何度もありました。でもずっとは無理。でもフリースクールは楽しいから行きたい。本人、親、学校、フリースクールの皆様、様々な人達が色々な思いを巡らせ日々が過ぎていきました。
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