炊飯器で甘酒(ノーマル+レモン味)
甘酒とは、米麹と米で作るトロッとした飲料です。オリゴ糖のたくさん入った麹菌により腸内環境が良くなり、美肌、自律神経の調整に役立つんだとか。
酒粕で作るアルコール入りバージョンもありますが、今日はノンアルの作り方。
炊いた米1合、生麹が2合。生麹と同じだけの水。これを混ぜ合わせて8時間保温するだけです。
生麹でなく、乾燥米麹の場合、麹だけ半分に。水は2合で行ってください。
まず、米と麹を混ぜます。
水を加えて混ぜる。
ぬれぶきんをかけて炊飯器の蓋を閉めずに8時間、保温モードでおきます。
閉めてしまうと温度が上がりすぎて麹が死んでしまい、せっかくの健康効果が得られません。65℃以下を保つ必要があるのですが、普通の炊飯器だともっと設定温度が高いのです。温度計を利用するレシピも見かけるんですが、私はそこまでやるタイプではないので、この方法で落ち着きました。
4時間経つと、ふきんはカラカラ。取り替えついでに中を見ます。
クリーム色。そして水分はほぼないように見えますが、ここで焦って水を足さなくても大丈夫です。
8時間後、こう。
水分が少し増えています。
このどろどろのところを、飲みます(食べます)!
甘くておいしーい。
でも、湯呑み一杯も飲むと、喉に焼け付くような甘さを感じますし、血糖値も急に上げるそうなのですね。肥満にも結びつくので湯呑み一杯で止めておくのがいいようです。
湯呑みいっぱいでも、ちょっと甘すぎてこんなにいらないな…って方におすすめなのは、レモン果汁をたっぷり混ぜること。
左がノーマル甘酒、右がレモン汁。
レモンの皮のすりおろしはなくて構いません。半分に切ったレモンをギューギュー搾って全部その果汁を入れました。混ぜて飲むと、爽やかな風味がクセになる美味しさです!!
梅酢も入れてやってみましたが、甘酒により合うのはレモンだと感じました。オレンジも、それ自体が少し甘いので、レモンの風味との相性にはかないませんでした。
一度にたくさんできるので、保管します。
冷蔵庫で、1週間程度で食べきります。
なお、これはドロリとしてスプーンで掬って食べるくらいの柔らかさですが、ドリンクとして飲みたい場合、作るところから適宜水分を多めにしておいてください。後から熱い湯を足して飲むなどすると、麹が死んでしまうので、気をつけましょう。