米を食べていく
田植えの時期で、近所の田んぼには順に水が張られ、少しずつ苗が植わってきています。
ですが、田んぼは確実に減ってきています。
右の土のところも、左の斜面の横も、もともとは田んぼでした。これだけでも残っていることにほっとする気持ちもありますが、寂しいことです。
先日、腰の曲がったおじいさんがゆっくりゆっくりと苗を運んでいるのを見ました。
「おじいさんの代までなのかな、この田んぼ」とふと思いました。
この田んぼ自体がどうなのかわかりませんが、日本全国、きっとお年を召した方々が必死の思いで繋いでくれている、それが米文化なのだと思うのです。
パンもパスタもおいしい。それらの食品の導入により、私たちの食生活はそれまででは考えられないほど多彩になりました。私もパンやパスタは好きです。大好きです。
だけど最近では、グルテンが良くないと言ってわざわざグルテンフリーのものを求める傾向がありますね。また、パンやパスタはバターやクリーム、オイルと一緒に食べることでカロリーも高くなります。
私は以前から主張していますが、民族は古来から食べてきたものを食べるべきなのです。 それが、その民族を生かしてくれたものだから。それまでの歴史の長さは重く、ものの数十年で民族の体質はそうそう変わりません。
特に、日本人のスーパーフードの一つ、梅干しには120%ご飯です。米です!!!
梅干し文化をつなぐ身として声を大にしていいます。
日本人なら、お米を食べましょう!
今も、そしてこれからも!