手帳をびりびりにやぶく
12月1月にかけて、断捨離に精を出している。
今年はついに何年も残しておいた手帳をびりびりにやぶいては捨てている。
いまだにスケジュールの管理を紙の手帳でしているのだが、使っている手帳には方眼ノートがついていて、
そこにメモをとる習慣が、私にはある。
たまに金言を残していたりもするが、
何年も経ってから見返してみると、大抵はしょうもないことだ。
しょうもないことに目を通しながらびりびりやぶいていると、「人を怒らせる天才」というキーワードが目についた。
このキーワードは、子どもの頃に母によく言われていて、知らず知らずのうちに脳みそに植えつけられ、自己肯定感の低い自分を形成してしまった要因のほんの一部だ。
残念な記憶を書き残していた中でのキーワードのようだが、
今となっては、そういえばこんなこと言われてたわ、とそのページをびりびりにやぶり捨ててはほくそ笑んでいる。
手帳をびりびりにやぶく=
過去と決別をしていく作業
でもあるような気がする。