エッセイ#53 『海外から見た日本人のイメージ』
どうも、シンスケです!
先日メディアなどでも報道があっておりました、ディズニープラスのオリジナルドラマ『SHOGUN 将軍』が、第76回エミー賞を受賞したという話が話題となりました。
連日のインタビューにも、俳優の真田広之さんが記者に対して制作の裏側などを話しておりました。
その中で、真田さんは演技指導にも積極的に参加して、演者の立ち振る舞いや体の動かし方など細部にかけてこだわったそうです。
その理由は、「海外での日本の時代劇のイメージを変えたい」という事でした。
続けて「どうしても外国人のイメージする日本人像は、日本人の思い描くソレと乖離している」みたいなニュアンスの話をされていました。
これには私も思い当たる節があります。
以前、『プレデターズ』という映画を見に行った時の事です。
内容ははっきりと覚えて無いのですが、プレデターが潜む惑星に各国の猛者たちが宇宙船に乗り込んで勝負を挑むというような物語です。
そこで登場しました。
日本の代表はヤクザだったんですが、このヤクザが正に「外国人がイメージするような日本人像」だったのです。
名前はハンゾー。登場から終始口数が少なく、アウトローな位置付け。終盤では日本刀を振り回し果敢にプレデターへと立ち向かって行くのでした。
そのシーンを目のあたりにした私は「流石にアウトローなキャラ設定にしていたとしても、もう少し喋れや(笑)」と心の中でツッコんだのを思い出しました。
このディズニープラスのオリジナルドラマ『SHOGUN 将軍』を皮切りに、海外からみた日本人のイメージが少しでも変わればいいですね。
ーーーおわり
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