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Be the Change You Wish to See in the World
「Be the change you wish to see in the world(あなたが見たい世界の変化にあなた自身がなりなさい)。」
これは、ガンジーの言葉だそうです。この言葉に出会ったとき、「そうだ、これだ!」と思いました。強く胸に響いたのを覚えています。
私たちは日々、様々な課題に直面します。男女間の不平等、社会の偏見、人種差別、環境問題…...。「誰かが解決してくれないかな」と思うことも。
でも、あるとき気が付いたのです。待っていても何も変わらない。自分にできることから始めよう、と。
「家庭に入るだけが女性の生き方じゃなくて、男性と同じように社会で活躍できる道があるといいな」
「子どもがいても、近くに実家がなくても、男性と肩を並べて働けるような世の中だったらいいな」
そんな世の中を望むなら、自分がそうなればいいと思いました。
最初は小さな一歩でした。
育児と仕事の両立について、上司や人事に率直に相談してみる。
何かおかしいと思うことがあれば、思いを伝えてみる。
不公平だと感じたら、改善を求める。
新しいアイデアがあれば、積極的に提案する。
これらは、世界を変えるほどの大きな行動ではありません。でも、こうした小さな行動の積み重ねが、きっと少しずつ周りに影響を与えていくと思うのです。
私が第一子を出産した当時、勤めていたベンチャー企業では出産を経験した社員が私で2人目でした。それから数年が経ち、気がつくと職場には子育てをしながらキャリアを築く女性が増えていました。
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。壁にぶつかることもたくさんありました。でも、そのたびに思い出すのです。「自分の行動も変化につながっている」と。
より良い社会を望むなら、まず自分がその一部になる。 そう考えると、自分の意志や日々の選択、行動が、小さくてもとても大切に思えてくるのです。
それは、職場かもしれません。家庭かもしれません。地域社会かもしれません。一人ひとりの小さな行動が、やがて少しずつ世界を変えていく。私はそう信じています。
「Be the Change You Wish to See in the World.」
この言葉は、私たち一人ひとりへの呼びかけです。
あなたの周りで、「こうだったらいいのにな」と思うことはありませんか? そこには、あなただからこそ気付いた、大きなヒントが隠れているかもしれません。そして、その「いいな」を実現するために、今日からできることは、小さくても何かきっとあるはずです。
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