近況について

こんにちは。

ずっと更新ができずにいましたが、このたび久々にnoteに戻ってきました^^

今回は更新がなかった間どうしていたかという話や、近況について話します。


修論のストレスで体を壊す

しばらく更新がなかった理由は、まず修士の勉強/研究で忙しくてなかなか時間がとれなかった、というのもあるのですが、

実は昨年の夏ごろから、修士論文の研究/執筆で強いストレスに悩まされ、しばらく心身の体調を崩していました。

やらなければいけないことがたくさんあるのにモチベーションが全く持てない、体を起こせない、いざ取り組もうとしても息苦しさやめまい、頭痛、吐き気に襲われる、コンディションが良くて研究を進められそうなときでも頭のなかでいろんなことがこんがらがっていて何をすればいいかパニックで、結局進められても1-2時間だけしかできない、など、自分で自分のことをコントロールできなくなってしまって、研究も執筆もほとんど思い通り(予定通り)に進めることができなくなり、

先生と相談し、当初の予定だった提出日(9月上旬)を延長させてもらうことにしました。

その間、大学のメンタルヘルスの相談窓口や、NHSのカウンセリングサービスを利用したり、9月に日本に帰国後も心療内科のクリニックにかかったりして、少しは心理的に楽にはなったのですが(ちなみに心療内科の先生からは、適応障害と診断されました)、

不定愁訴や鬱っぽさ、ストレスはやはり論文が終わるまでずっと消えず、最後までしんどさを抱えながら、無理をしながらやっていて、

最初はやる気に満ちて始めた研究も、最終的にはいい論文を作り上げようというところまで体も心も全然ついていけず、何とか論文の形にして終わらせること、修士号を取ること、それだけを意識してやっつけた、という感じです。><

すべて終わって提出できたのは11月で、その後無事パスできて修士課程を修了することができ、ほっとしたのですが、

こんな形になったので、正直自分でも納得のいく出来ではなかったと思っていたし、やはりあまりいい成績を取ることはできなかったですTT

修論に関しても、修士課程全体の学びに関しても、振り返ってみると自分自身を大きく成長させた(学習面でも精神面でも)時間であることは間違いないのですが、

同時に今までの人生で一番しんどさを感じた時間でもあったし、やはり自分の精神面での弱さに打ち勝てなかった、自分の能力でできることを上回る学習課題に対してチャレンジしたけど完全には乗り越えられなかったという感覚がぬぐい切れず、

悔しさが残る、目を背けずに振り返る/向き合うことから逃げたくなるような期間でもあります。

でも、この苦しさ、悔しさを経験したからこそ分かることや、今後の人生できっとこの経験が何らかの形で活かされることがあると思うので、この時間は自分にとって無駄ではなかったと思っていますし、いつかこの思いを晴らす機会をつかめればという気持ちを持っています。


現在&今後

修士を終えた後はどうしたかというと…

実は、卒業ビザを申請し、1月から再びヨークにもどって滞在しています!

メンタルヘルスの不調にも悩まされたし、天気や食事の相性もよくないと言っているのに、何でまたイギリスに行こうとするんだ…と親からは言われたし、自分でもどうしてかなと思うところもあるのですがw、

正直、この先日本で働いて生きていくこと、家族と一緒に暮らしていくことにほとんどポジティブな面を見出せなくて、難しいとはわかっていてもイギリスに住んで仕事を見つけることを目指したほうが、自分にとって血肉となる時間になるのではないかと思って、

ぎりぎりまで迷った末に、思い切ってトライしようと決断しました。

現在はヨークでパートタイムで働きながら、フルタイムの仕事(願わくばWomen's Studiesに関連した仕事)にスイッチできる機会を探っているのと、

最近では縁あって招待いただいた学会に参加して自分のリサ―チを発表したり、母校(学部)の先生からオファーをいただいて学生たちに授業をさせてもらったりと、修士で得た学びを発信する機会も得て、積極的にチャレンジしています!

また、時間のある時には引き続き勉強も続けています。

あまり余裕のある生活はできていないし、大学にいた時と比べると、仕事場や街で会う人たちから人種差別的なニュアンスを感じるような、不快でモヤっとすることを言われる/される経験をすることもたまにありますが、

ある意味、学生だったときは自分の視野がほとんどキャンパス内のことしか捉えられていなかったのだなあ、と気づかされる経験でもあります。

また、ジェンダーに関する見方/注目も、修士学生の当時はたいていscholarの目線で見て/考えていたけれど、最近ではどちらかというと、いち市民としての目線?も自分の中に取り入れられた感じがしていて、

街に女性のビジネスが多いなあとか、街のqueer cafeで出逢った人たちとの関わりで感じる性の多様性とか、学生時代にはあまり意識を向けられなかったことを最近は考えたりしています:)

今後の目標としては、やはり頑張ってイギリスで修士を取ったこともあり、一度は専攻に関連した仕事(NGO、リサーチ機関など…)を経験してみたいと思うので、就活は積極的にやっていきますが、

まだまだWomen's Studiesへの探求心は飽きないところがあり笑、数年以内にphDに挑戦できたらなあとも考えています!


最後に

久々の更新で読みにきてくださった方、また過去の記事を読んでくれた方もありがとうございます!

ヨークでの生活のこと、最近の学会の経験、仕事や就活で感じることなど、書きたいことがとにかくいろいろあるので、書くのが超スローペースな人間ですが、これからはもう少しハイペースな更新を目指していきたいと思っています!

また、ちょっとした宣伝ですが…

実は以前から、英語でも発信していきたいなと思っていて、今年に入ってから自分の英語版websiteを作りました!

実際には作っただけで発信はまだほとんどしていないのですがw、こちらにもエッセイや、最近の学会/授業で発表した資料など、今後アップロードしようと思っていますので、よければチェックしてください^^

そして、noteの名前をDojaにしていましたが、ツイッターなどと同じにしたほうが分かりやすいかな、と思い、これからはMomokoも表記する&アイコン写真もオードリーから自分の写真に変えることにします!

今後の更新もよければチェックしてみてください^^

ではまた!

Momoko/Doja :)





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