【古備前焼の研究論文】古備前焼の年代鑑定を編纂・出版しました。【古陶磁鑑定美術館】安土・桃山時代の茶道具、古備前建水を日本初特定!古備前史上最初の緋襷(火襷)茶陶を特別公開!
古陶磁鑑定美術館は、古備前焼の研究論文「古備前焼の年代鑑定」を出版しました。
古陶磁鑑定美術館は、古備前焼の研究・調査・分析・鑑定・評価を行う専門機関です。
古備前焼の研究成果を論文にまとめた「古備前焼の年代鑑定」を出版しました。
「古備前焼の年代鑑定」は、これまで明らかにされなかった安土・桃山時代から江戸時代にかけての古備前焼の茶道具の真実を、考古学的、歴史学的観点から証明した画期的な一冊です。
当時の一時記録である「茶会記」、「出土品」、「伝来品」の全てを網羅的に分析し、「様式別」、「作風別」、「文化流行別」に分類することで、時代区分別で古備前焼の作風の変遷を明らかにしたのです。
これらの研究成果を、現代まで数寄者やコレクターの手元に残る「伝世品」の図説74Pを使って、図録メインで時代別の時代鑑定の要点を解説しています。
古備前焼を見分ける特徴として、「窯印・陶印」「作風」「様式」「焼け味」「土味」などが良く紹介されますが、それらは、言葉で説明するよりも、実際に当時の作品を数多く見ながら学んだ方が、一目瞭然で理解できます。
それらの伝来品、伝世品を、できる限り多く論文に掲載しています。
安土桃山時代から江戸時代にかけての古備前焼の姿形を実際に見ながら、当時の茶の湯文化や戦国大名たちの侘茶に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
古備前焼や古陶磁器の数寄者やコレクター、蒐集家の方はもちろん、古備前研究の学生、学芸員、美術館、博物館の研究員さままで幅広くお勧めできる名著です。
ぜひご覧ください。
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