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ゾンビに襲われた翌日の ねむねむ大阪観光〈2024秋旅行レポ⑥〉

秋旅行レポも終盤…。どうも、オルカです!

京都、USJと巡ってまいりましたが
今回でラストとなります。
友人モイ子と巡る大阪観光!


前日にUSJ閉園まで歩き回って
あきらかに疲れが残っている我々ですが、

まず向かったのは
大阪の歴史が まるっと知れる

大阪歴史博物館

すごく大きな建物の大阪歴史博物館。

エレベーターで10階まで上がり、ゴールは6階とかなり広いです。
まず10階に上がると、舞台は大昔。

都が飛鳥から難波に移された頃から始まります。

フラッシュ無しなら、一部を除いて撮影可。

観ながら降りてくると
少しずつ時代が進んでいきます。

ボリューム満点の江戸時代。

そして舞台は近代に…

しれっと紛れ込むモイ子

見ごたえありすぎて、けっこう疲れますよ。

こちら、10階建てということもあり
展望台としても優秀です。
大阪城が見える……!!


さて、大阪の歴史を がっつり堪能したところで
大混雑の道頓堀までやってきました。
ホラーナイトの混雑よりはマシですね。

道頓堀

お昼ごはんに またしても、たこ焼き!
道頓堀に来たら、食べたくなっちゃいます。

安定のくくる!とろっとろです
あっちち本舗。
ガリが乗ってるのが珍しい!意外と合うんです。


突然ですが、私は近代文学が好きなんです。
モイ子も、文学は詳しくないけど文豪好きです。

大阪の文豪といえば「織田作之助」という小説家がいまして、
大正生まれ、昭和の小説家で、33歳の若さで亡くなってしまいました。
私はこの人の作品が大好きなんです。

近年では、文豪を題材にした作品にもよく登場するので
名前だけでも知っている人は、多いんじゃないでしょうか。

そんな織田作之助、通称「オダサク」が
「最も大阪的な所」として名を挙げたのが この

法善寺

浅草寺が東京の顔なら、法善寺が大阪の顔だと
オダサクは言っています。

浄土宗天龍山法善寺
元々は京都の宇治にあったのを、
寛永14年当時の住職、専念法師が現在の大阪難波に
移転させたのだそうです。

法善寺の水掛不動尊

水を掛けて、願を掛ける お不動様。
水をかけられるため、コケに覆われています。
ありがたや。

ところで、この一帯は「千日前」という地域なんですが
専念法師が、人々のために千日間にもおよんで供養を行ったことで
「千日前」と呼ばれるようになったんですって。

そんな法善寺の真横にあるのが
私たちが大阪旅行で必ず行くお店、

夫婦善哉

オダサクの代表作に「夫婦善哉」という作品がありまして、
その作品名を付けたお店……ではなく
オダサクがこの店名を、作品名にしたんです。
すごい老舗だ。

ここの善哉はほんとうに…美味しいんですよ。

店内はオダサク推しで、大変よい。

夫婦のように寄り添って出される善哉。

こちらは冷やし善哉です。

ふたつに分けた方が、量が多く見える。
という、なんとも お茶目な理由があります。

ぜんざいを注文すると、女夫の意味で一人に二杯ずつ持ってきた。

「こら昔何とか太夫ちゅう浄瑠璃のお師匠はんが開いた店でな、一杯山盛りにするより、ちょっとずつ二杯にする方が ぎょうさんはいってるように見えるやろ、そこをうまいこと考えよったのや」

「一人より女夫の方が良えいうことでっしゃろ」

織田作之助「夫婦善哉」より

ほんとうに優しい甘さなんですよ。
和菓子って甘ったるくて苦手!っていう人にこそ食べてみてほしい。

ここで急に、ホッとしすぎて
やたら眠くなってきました。
どう考えても、前日にゾンビと戯れた疲れが抜けていないです。

ものすごい虚無の時間が流れました。

ちなみに、ここから少し移動したところにある
生國魂神社には、オダサク像が立っています。

私たちは急激に疲れが出てきたため
今回は生國魂神社に行けませんでしたが、
なかなかユニークな神社なのでオススメです。

おっと、いけない…
オダサク聖地巡礼ツアーになるところだった。

大阪はけっこう文学の街で、
あの川端康成や、直木賞の名で有名な直木三十五も
大阪出身なんですよ。

実際、数年前にモイ子と聖地巡礼ツアーやったんですが
記念館もあって、丸一日でも足りないくらい。


この辺りで ちょっとマニアックな場所に
行ってみようということになりまして、

それなら私が前々から行ってみたかった場所に…
ということで、やって来たのが

中之島図書館

梅田から一駅、淀屋橋駅近くにあります。

これ!図書館なんですよ!

なんてレトロで美しい佇まいでしょう。
中に入ると、正面に立派な階段…

見上げるとドーム型の天井です。

これが図書館って、信じられないなあ…。

オシャレなカフェも併設されています。

写真撮影ができるのが、ロビーだけだったので
紹介できるのはここまでですが、
記念室もすごく綺麗です。

企画展が開催される、小展示室もあって
観光で訪れても楽しめますよ。

もうちょっと ゆっくりしたかったのですが
この辺で新幹線のタイムリミットが来てしまいました。
さらば大阪……

一人で車窓を眺めながら
まったりやって来た行きの新幹線も良かったですが、

お菓子 食べながら、思い出話でゲラゲラ笑った
帰りの新幹線は最高に楽しかったです。
「ケツいーたー」の話でずっと笑ってましたね。
※パート⑤参照

帰りの相棒はポッキー


さあ、そんな感じで京都&大阪旅
いかがでしたでしょうか!

今後も月一のお散歩、小旅行に加え
年に1・2回は旅行したいなーと思います。

あと、ユニバ年パス買っちゃったので
春ごろにも行きたいですねぇ。

長々お付き合い下さった方
ありがとうございましたー!

次回の旅レポもおたのしみに
(してくれる人いたら めっちゃ嬉しい)

2024秋旅行もくじ

①京都 嵐山を巡る
②幻想京都
③USJ アニメコラボを巡る編
④USJ まったり巡る編
⑤USJ ホラーコンテンツ編
⑥現在地


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