ひまわり畑を見て泣きかけた夏 後編
ひまわり畑を見るために
昭和記念公園にやってきたオルカとモイ子。
ついに涙腺が崩壊する後編、はっじまっるよ~
前編は↓こちらから。
広すぎる園内を、ひたすら無計画に歩き続けるオルカとモイ子です。
○モイ「さっきから ずーーっと道だね」
●オル「ただの道なんだけど、綺麗だわー」
しかし唐突に
異次元の村に迷い込みました
●オル「え…急に なに?ここ」
○モイ「畑…?村か?ここは村か!?」
●オル「あれ……!!」
○モイ「家だ…!あんなところに家がある!」
●オル「さっきから 異次元の遭難中みたいな会話だな」
○モイ「家だ……めっちゃ家」
●オル「しかも すごく立派な家」
スタッフ「こんにちは~」
○モイ「こっ!?こんにちは!」
○モイ「ひ…人がいたのか!」
●オル「マジで 異世界で初めて人に会ったときの反応じゃん」
冷房はなく、扇風機だけが回り
風鈴のチリ~~ンという音が響き渡る空間。
このエリアは「こもれびの里」といって
昭和30年頃の村の風景を、再現しているとか。
良いロケーションを見付けると
即興劇が始まってしまうのが、役者の性質。
入り口にちゃんと「こもれびの里」の看板があったのに、
完全スルーして入り込んだもので
ものすごく唐突に村が出現したように感じて
本当に異次元に迷い込んだか と思いました。
●オル「さて、そろそろ もう一つのひまわり畑を見に行きますかね。」
○モイ「ありがとう…でも私は 一緒に行けない!
この村に残って みんなを守らなきゃ!」
●オル「残るな。そんな使命はないから。」
そして、ついにやってきました…
みんなの原っぱ
おおー!すごい!めっちゃ広い!!
青々と茂った樹木!突き抜けるような夏の空!
これは夏大好き女の 血が騒ぐ風景!
●オル「広ーーい!人いなーーい!楽しーー!
ビバ夏!夏!いえーーーー!!」
○モイ「炎天下の大人のテンションじゃない」
モイ子が木陰に逃げ込んでしまいました。
村に残らなくて良かったですね。
農業とか できそうな気がしません。
オカカフェ
ちょっとモイ子が限界だったので、避難したのが
原っぱ内にある オシャレすぎる建物のカフェ。
オカカフェです!
私はカフェオレとクロワッサン
モイ子はコーヒーフロートとパン.オ.ショコラ
○モイ「マジで生き返るーー!!」
●オル「真夏の冷たいコーヒーって、ほんと美味しい」
大きな窓からは、原っぱが見渡せて解放感抜群!
ちょっと北海道辺りまで、旅行に来ちゃったような気分です。
そして、いよいよ待ちに待った…
大輪のひまわり畑!
画角に収まりきらない広さ!!
ここにあるのは「ハイブリッド サンフラワー」
見頃がたったの一週間ほどなんだそうです。
これよこれ!これぞ ひまわり!ってビジュアル!
ほんとうに太陽みたい。
完熟気味でフワフワしてる子たちもいました。
迷路みたいに広い ひまわり畑は
歩いてるだけで楽しいです。
太陽の光を浴びて、キラキラ輝いてますね。
悪気なくモイ子のカメラに写り混んでしまって
驚いたハムスターみたいな顔してた一枚なんですが
これを見てもらうと、ひまわりたちの背が
すごく高いのが わかりますよね。
ほんとうに見上げるくらいの高さです。
花も、全ての日本人が持っていると思われる
ジェットストリームと比べて、こんなに大きい!
それにしても…じっと見ていると、
ひまわりって不思議な雰囲気の花です。
元気はつらつなイメージがあるかと思いきや
どことなく寂しげでもある。
太陽を目指して咲いて
高く高く伸びて
元気にキラキラ輝いていると思ったら
あっという間に枯れてしまう
夏の終わりの夕日に照らされた ひまわりとか
切なさすら感じるような……
なんだか ちょっと、
泣きそうになってしまいました。
なんてね……ん?
●オル「ほんとに 泣いてるヤツいんじゃん」
○モイ「なんか わかんないけど、感動してもうた。
ひまわりって ずっと見てると切なくならん?」
●オル (こいつと同じこと考えてたの嫌だな)
○モイ「ひまわり畑の中で微笑んでる女の子とか想像したら、泣けるんだよ!
ああ…この子とは二度と会えないんだろうな…
って思いながらも、笑いながら
きっと また会えるよ…みたいな!!」
●オル「え?こういうこと?」
○モイ「違ぇ 違ぇ!死んでんじゃん私!」
エピローグ
いやーほんとに楽しかった。
こんなに楽しいかね公園って。
なんか始終大笑いしていた気がします。
午前10時から午後4時ごろまで、がっつり遊んでしまいました。
年間パス欲しい…なんて言いつつ、
調度良い疲労感で 立川口ゲートから退園。
そして、退園した先は立川の街ですから
まだまだ5時間くらいは遊べます。
○モイ「アニメイトと駿河屋 行こう!!」
そんな感じで 最高の夏の思い出ができた
昭和記念公園、ひまわり畑の旅でした!
追伸
モイ子が ひまわり畑で言ってたのは、
こういうことだと思います。