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「現代俳句」2024年9月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印を付けている。
そのうち特に面白かった感銘句(◎をつけたもの)を、
勉強のために紹介。

※最近は2ヶ月分をまとめて紹介していたが、
来月バタバタしそうなので9月分を今のうちに紹介する。


列島春秋


秋の雲みんなどこかへ行く途中
尾﨑百代

翌檜篇


最終回ばかり集めて飛ぶ蛍
牧野冴

風を詠む


ポケットにポケット図鑑茸狩
菅沼葉二

大花野ヒト科一粒紛れたり
加藤幸子

月祀るどの子も光りのなかに居よ
水岩瞳

防災頭巾試着してみる秋はじめ
西浦千枝子

生ハムの朱く透けおり月の蝕
平川扶久美

飛び石は誰の歩幅か夕楓
三好靖子

飛ぶものにとんぼドローンひぶん症
本多進

こだわりのてっぺんにある鵙の贄
山本悦子

図書館俳句ポスト


ひまわりを買って呑み屋に置いてくる
風祭クラリス

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ゆめいるか書房
最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと面白い記事を書けるように日々頑張ります。 次回もお楽しみに!