「詰んだ」と思ったら、将棋盤をひっくり返す勇気を持とう。
この言葉は、自分に言っていることでもあり、世の中の悩める方に共感してもらいたい「気持ちの持ち様」です。
仕事でも、恋愛でも、人生設計でも、
「あ。これ詰んだな(終わったな)このままいくと…」
と思う瞬間があるはずです。
そんな瞬間に私はいつも躊躇してきました。
思えばそこが私の悪いところ「踏ん切りのつかない奴」になってしまったのであろうと思うのです。
瞬時の判断てどうやって正しく行うの?
まず私はそう考えがちでした。
私のようなものは冷静に瞬時に判断できるはずがないのです。出来るなら詰まないですよね。
私なりに出した結果は、その場を何とかすることより起きてしまった事象に対して、真摯に反省して失敗した事象の被害を最小限に食い止め、手を引くようにすることにしました。
「やったのは自分ではない!」とかそんなことは相手には関係ないことであり「これ、どうすんだ?」と言うことしか残らないわけです。
最低限の事としては謝るのは当然として、「言い訳」はしない様にしないといけないと思います。私はつい言い訳を言ってしまいます。そうしない方がいいですよね。
将棋と同じで、詰んだら負けです。認めましょう。
中々できないんですよね。
負けを認める勇気と言うか絶対に自分が悪くないと思ってしまいがちです。
ですので、最近は相手がどう思うかではなく、「潔く負けを認める」ことにしています。
そして、負けたペナルティーを早くすまして、次の「対局」に移ることにしています。
もちろん、「開き直り」や「負け犬」と取られるかもしれません。それも含めてペナルティーと思うようにしています。
とにかくその負けを引きずるから、前に進むにも体力を使うことなんだと思いました。
将棋盤をひっくり返す勇気を持とう!
やってることを投げ出して、勝負から逃げるという意味ではないのです。
「詰む」前に、その対局で負けの雰囲気になりそうになったら白紙に戻すぐらいのリセットをかましてやるんです。
多用はダメですが、たまにはそういう事をできるような「勇気」を持たないと今後の社会は生き残れないと思うのです。
発想の転換が常に求められると思うので、私達「団塊Jr」は忍耐力はあるはずなのですから、早めの判断をするべきなのです。
ただ歳を取ってきているだけの状況を打破するには、柔軟な発想をもって、神速な判断力も必要になる…
優柔不断で踏ん切りのつかない私はそろそろ将棋盤をひっくり返し次に進むことが世の中から求められていることなんでしょうね。
「将棋盤をひっくり返す勇気を持とう!」
自分に言い聞かせています。