行き場を失った言葉は宙を彷徨う
夫は私の話を聞かない。
自分の話や意見にしか興味がない。会話のキャッチボールを期待しても無駄。そんなとき私は行き場のない怒りを覚えるのです…。
誰かに対して発した言葉がスルーされたとき、その言葉は行き場を失って宙を彷徨う。
何に憤ったらいいのかも分からないまま、私はどうしようもない気持ちを自分にぶつけ始める。
「私の話は面白くなかったかな」
「私の言葉には力がないのかな」
相手に受け入れてもらえなくても、せめて「確かにあなたの言ってることは聞こえましたよ」という反応をもらえるだけで全然違う。
たとえば相手が何か言ったら、その意見に対しては否定的であっても、とりあえず「うん」「そうなんだ」「へー」「そう思ってるんだね」何かしらの相づちで「言葉の存在」だけでも受け止める。
それがないとそれはもはや会話でも議論でもなく、自分の意見だけを一方的に述べまくるカオス状態に陥ったトーク番組と一緒になってしまう。
私は夫が話を聞かないことに対する解決方法として「アウトプット方法を変える」ことにしました。外出嫌いの私は外に出て人と話すことが少ないので、ついつい夫との会話にウェイトを置いてしまうのですが、その割合を少なくして、これからは「書く」ことによってアウトプットしていこうと思います。
この記事を書いてることが有言実行の証し。
あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!