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ものには言い方ってものがある

ものには言い方ってものがある。

表現の自由とか、自分らしさの発信とか、最近は自由に発言することが良しとされているように感じるけど、気をつけるべきは「内容」よりも「言い方」だと感じる。

同じことを伝えるにも、言い方ひとつで伝わり方も受け取られ方も全く違ってくる。

どうせ伝えるなら、相手に受け取ってもらえる言い方をした方が自分にとってもメリットがある。

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もうひとつ。誰かに何かを伝えるときは、相手が逃げる余地を残しておく。これは鉄則だと思う。

完膚なきまでに相手を打ち負かしたいのであれば逃げ道なんて必要ないけど、自分の命を守る場面でなければ、それは考え直した方がいい。

たとえば夫婦喧嘩。相手を非難したい気持ちを抑えきれず、わざと逃げ道をふさぐような責め方をしてしまうけど、それをやってしまったら夫婦関係が良くなる見込みは少ない。

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伝え方のテクニックとして、よく紹介されてるのが「私」を主語にして伝える方法。

夫婦喧嘩を例にとると・・・

「あなたはいつも私の話を全然聞いてくれなくて冷たい人ね!!!」
     ↓
「私の話を聞いてよ!!」
     ↓
「私はあなたに私の話を聞いてほしいの」

こんな風に、相手を責める部分を抜いても、十分自分の言いたいことの要点は相手に伝わる(はず)。

そうはいっても人間だから、いつもいつもこんな風には話せない。だったら10回に1回でいいから、自分が相手を責める言葉を吐きそうになったとき頭の中で言い換えをしてみる。私は相手に何を伝えたいんだろう、って改めて考えて直してみるのも楽しいかもしれない。

昨夜、夫に辛らつな言葉を吐いた私がこんなこと言っても、全然説得力ないけれど。。。

あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!