試してみよう!「ダメな人間という暗示がきくのなら、その反対の暗示もきくのでは?」
世の中は今、未知のウイルスの猛威に大変な状況になっています。
医療関係者の方々や私たちに必要な物資を届けてくれるお店の方々、情報を届けてくれる報道の方々、外出を我慢してお家にいてくださる方々、たくさんの人に感謝です。ありがとうございます。
*** *** *** *** ***
ステイホーム週間が始まりました。「お家にいること」が誰かの役に立つ、そんな非常事態です。自分がウイルスに感染しないことはもちろん、自分以外の誰かを感染させないためにお家にいましょう!という、意義ある約2週間。この2週間を私はお家で過ごしつつ「自分を全肯定する週間」と名付けようと思っています。
それはなぜか!
実は最近、自分がつまらない人間だなぁと落ち込むことが多いのです。大変な状況に立ち向かったり、誰かの役に立つ活動を始めたり、明るい話題を動画で提供したり…世の中にはすごい人がたくさんいる。。。私から見ると「まぶし過ぎて直視できないくらい輝いている」人たち。
その人たちと自分を引き比べて、自分は本当にダメな人間だ…と思ってしまうのです。比べる必要はないことは分かっています。でも頭では分かっていても比べてしまうのが人の性。
私は小さい頃からずっと「ダメな子」「頼りない子」「精神的に弱い子」そんなレッテルを貼られてきました。両親から見ると、今でも私は「ダメなりっちゃん(←「りっちゃん」は私の呼び名)であり続けています。
自分で「自分はそんな人間ではない」って思えればいいのでしょうけれど、私の性格だと無意識に「そんな風に思われているなら期待にこたえないといけない」という変なマイルールが発動して、自分で「自分はダメな人間である」と暗示をかけてしまうのです。めんどくさい性格。
そこで実験を試みることにしました。「ダメな人間という暗示がきくのなら、その反対の暗示もきくのでは?」それがこの実験の仮説です。
安易な仮説に無謀な実験のような気もしますが、これから2週間、とにかく無条件に自分を全肯定してみます。
この実験がうまくいったら、自分を否定して悩んでいる人に私の経験をシェアできる!私みたいな性格の人がいるとしたら(こんな性格の人間はいないか…)その人たちが少しでも楽に自分の人生を自分らしく生きられるように自分の体験をシェアしていきたい。
私は器も小さくてダメな人間ではあるけれど、そんな自分でも誰かの役に立てるんだ、そんな体験をしてから天寿をまっとうして死んでいきたい。そんな風に思うのです。
この記事が参加している募集
あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!