読書について オタク兼腐肉の日記#1
そもそもオタクと名乗ることができるほど、自分になにかしら知識があるのだろうか。と、世の(とくにインターネットを住処とする)多くの人は思ったことがあるだろう。
僕がまさにそうだ。それでも、このくだらないエッセイ風の記事のタイトルには「オタク」という語をつけた。
それはある種の皮肉であり、宣言だ。大した知識もない一人の男が、どこまでなにかを書き続けられるだろうか? 僕は今まで、なにかを続けるということをしてこなかった。怠惰で、なんの益にもならない腐肉であり続ける以外には