5月24日「冷やし中華は異世界転生してもブレないんだろうなあ」
お題:ラムネ、リンゴ、ゴリラ
2021年5月24日の日記。
なんだこのお題群はなんて話はともかく。
身体がゴリラをのっけたみたいに思い。低気圧は雨だけではなくゴリラも引き連れてくるのだろうか。そんな足取りで夜中本屋に行ったら急にライトノベルが読みたくなった。
ので買いました「千歳くんはラムネ瓶のなか」。
表紙とタイトル買いしてしまった。淡いタッチで描かれた女の子はそこに佇むだけでなんかもうタイトル回収みたいな。ラムネみたいなしゅわしゅわした爽やかさがいいですね。
そんな表紙を見て「ほーん、ラムネ瓶のごとく強固なATフィールド全開な千歳くんが何故か周りに集まってくるりんごとかパインみたいな名前の女の子たちとイチャイチャラブ&コメディする話か~」と思っていたら内容全然違った。驚き桃の木リンゴの木。
主人公がそもそもカースト上位の超モテ男だった。そんなことってあるんか。まだ途中だけどめちゃくちゃ面白いです。是非アニメで動いている姿が見たい。
ふと書店の棚を見上げると異世界転生ものかそれ以外かみたいになっていた。ローランド様か。
そういえば最近は異世界転生モノも色々と派生しているらしい。異世界転生した息子を追う現世に残された家族側の話だったり、推していたアイドルの子に転生したりだとか、単に「異世界行っちゃいました☆」だけでは埋もれてしまうのかもしれない。
そう考えると冷やし中華ってすごいな。さっき「冷やし中華 人気店」で画像検索かけたんだけど皆一様にテンプレな冷やし中華で、冷やし中華というジャンルには飽きられるだとか埋もれるみたいなテコ入れ概念はないのかもしれない。「冷やし中華はじめました」、その一言に潜んだ軸足のぶれなさが、私たちの心をなぜか掴んで離さない冷やし中華の魅力なのかもしれない。
でも冷やし中華家で食べちゃうんだよな。今度誰か行こう。
ラムネと一緒に食べたい冷やし中華、夏ですね。