見出し画像

何かをしてもしなくてもいいという自由

約1年前、仕事を1日半くらい休ませてもらって、遠く岩手は陸前高田の「箱根山テラス」に行ってきた。

3泊4日のワークショップに参加したのだけれど、一言で言うと、誰かと一緒に過ごしているときにも、はたまた誰とも直接関わっていないときにも、そこに居場所がある不思議な空間だった。
関わっていなくてもそこにいる人たちの存在は感じられる。何もしていない自分もそこにいていいと思える。そこでの体感や一緒に過ごした人たちとの対話は今の私のベースになっている。

最近ある大学生と話していた中で「何もできていない自分には価値がない」と思っている子がいるという話を聞き、自分が自分のままでそこにいていいんだと思える場所、もしくはそう思える誰かとの関係性があることが大事だと感じている。

教育という仕事の中で、どうすればそんな場ができるのかという答えはないが、挑戦だけでなくふと立ち止まることや迷い考えることも見守れるようなそんな存在でありたいとは思っている。

いいなと思ったら応援しよう!