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指って 伸びる!?
自分でもちょっとよく分からない不思議な話を少し書かせてください。
それは、もう二十年くらい前のこと。
Twitter が結構一般的になって来て、そろそろFacebookが流行ってくるよ〜
って言われていた そんな頃のお話です。
とりあえず流行りに乗って僕もTwitterのアカウントを作ってみました。
でも最初はよく分からなかったので、自分はツイートせずに他人のツイートを見るだけでまず様子を見ることにしました。
いつかどこかで書きますが、僕って結構人見知りが強かったり他人からの批評に弱かったり、まあコミュニケーションが苦手だったので当時のSNSが全体的に怖かったんですよね。
そんなある日、キッカケは全く分かりませんが自分のタイムラインに不思議な人のツイートが流れるようになりました。
当時はTwitterの仕組みもよく分かっていなかったので、なぜフォローしていない他人のツイートが流れて来るのか不思議でした。
その人はアカウント名やツイートの内容から、どうやら愛知県の何処かに住んでいて、自然を大切にし農業を中心にした民間の何か共同集団生活をするグループに所属しているようでした。あくまでも推測ではありますが、おそらくそのグループのリーダー格の何人かのうちのお一人だと言うことが、なんとなくですが分かりました。
ある日のこと。
その人が 「〜〜すると指が伸びる!」 と言うようなことを連続でツイートし始めたのです。
それを見た私は 「そんなことあるわけないでしょう」 ってなことを心の中で思っていました。
ツイートはどんどん更新されていたので、その人はまさにその時その瞬間に関連するツイートをアップし続けていました。
その時私は東京に向かう電車の中にいました。
到着までまだ30分以上も時間があったのと、その人のツイートを読んでいるうちにちょっと興味が湧いてきたので、この方のおっしゃる通りに一度やって見ようとそう思ったわけです。
もちろん半信半疑どころか半分以上信じていませんでした。
そもそも指が伸びたからって何か得になるのでしょうか? って考えても特に何も思い浮かびませんからね。
さてここからはその方のご指導の元、自分が実際やってみたことを書きます。
まず椅子にキッチリ座って姿勢を正す。この時背筋を伸ばしてちょっと顎を引く感じ。
それからいわゆる腹式呼吸をして心と身体を落ち着かせる。
腹式呼吸が安定して出来るようになったら目を瞑ってしばらく精神を統一する。
今度は目を開け、両手の掌を一度ピタっとくっ付けてどの指のどこを伸ばすか決めます。この時指の骨ではなくて関節が広がるようなイメージをします。
この時私は、左右の指でちょっと短くバランスが悪い右手の人差し指とその第一関節に決めました。
「できれば右手左手の両方の指の長さが綺麗に揃うといいなぁ」っとそんな風にイメージしました。次に胸の前で指の先っぽだけをくっ付けたまま掌部分だけを開いていくようにします。掌の間に大きいソフトボールを挟んでいるような感じです。
例を挙げると……Huluのドラマ『霊媒探偵 城塚翡翠』の主人公「翡翠」の癖で、ドラマの中で彼女が頻繁にやっているポーズを元にして、そこからちょっと指を柔らかく曲げてボールを挟んでいるような感じにしたポーズだと思っていただきたいです。そして、数秒間ほどこのままのポーズをキープしてからゆっくりと右手を右へ左手を左へ動かしていき接触していた指先を離します。
それこそ指を伸ばすような感じです。
こうして書いているとなんか複雑な感じなんですが、やっていることはとてもシンプルです。これを何度か繰り返します。
くっ付いていた指を離し、また掌を近付け指をくっ付けて、またゆっくりと離す。
「伸びろ……伸びろ……」 という感じです。これを何度かやったら、さっき決めた指が伸びるんだそうです。
多分ですが、まあ骨じゃなくて関節部分が開くようにして伸びるんだと思うんですが……。 まあただの想像です。で、どうでしょうそれを数分? 実際は4分とか5分ほどでしょうか?
やってみた結果は!?
指が伸びました!(驚き+笑い)
ちょっと半端な感じで長さの不揃いだった左右の人差し指の長さが なんというか 揃った のです。(笑)
そこで私は初めてTwitterでその方のツイートに返信しました。
「驚きです! 本当に 指が伸びました!」 って。
そうしたらその人が、すぐに
「ほら 指が伸びた ってツイートが来てる」 って返してくれました。
このお話は、指が伸びた時点で一旦終わるわけですが、一応続きがあります。
この後、僕はこの不思議な現象が面白かったので、少し時間があったらまたこれをやるようになったのです。
子供が学校で教えられたことが面白くなって、家に帰って何度もそれをやってしまう みたいなそんなマイブームのようなものでした。
よくやったのはやっぱり電車の中でした。
当時私は都心から何十キロも離れた街に住んでいました。
朝の出勤時は、始発駅から始発電車に乗れますので必ず座れます。
夜も上手く電車を選べば座って帰って来れるのです。
一度座るともう1時間以上座っていることになるので、寝ていない時は基本暇でした。
当時はまだガラケーも多く、スマホも性能はあまり良くはありませんでしたので、小説を読んだり、漫画を読んだり、ノートパソコンで仕事をしたりしていましたが、それでも時間は余ります。
なので、この教えられた不思議な動作をやるのが癖になってしまいました。
まあ 特に指を伸ばしたいから と言うことではなく、暇になったら自然とこの動作をやってしまってしまう っという感じです。
その当時は結構頻繁にこの動作をやっていました。今でも暇になるといつの間にか無意識にこの動作をやっていることがあります。
でここからは僕の思い込みかもしれませんし、普通に科学で説明できることなのかもしれません。
なので 話半分で 読んでくださいね。
この教えられた動作を続けていたある日のこと。
動作の途中、指先が離れていく動きに合わせて掌に何かエネルギーを感じることに気付いたのです。
慣れてくると、掌を近付けるだけ ジーン と感じます。
これって普通のことなのでしょうか?
この動作をすれば誰でもこれを感じるのでしょうか?
ここは、ちょっと僕にはわからないのです。
さらに不思議なことを書かせていただくと……
この頃、僕は自分の手の指の周りに不思議なものが見えるようになりました。
指の周りに薄っすらと紫色を帯びた淡い光のようなものが見えるのです。
面白いのが、時には藍色だったりちょっとターコイズ色だったりするのです。その時にいる場所、屋外だったり屋内だったり、周りの照明でも見え方が違ってくるのかもしれません。
私にはよくわからないのですが所謂それは「オーラ」と呼ばれているものかもしれません。
それまで「オーラ」とか特に信じている方ではありませんでしたし、例えそれが存在するとしても自分に見えるとは思っていませんでした。
またこうも思うのです。
以前から見えていたけど信じていなかったので、見えなかったのでないかと。
Twitterのあの方のツイートを見てから、指先に興味を持ち、指先を何度も見るようになったので、実は今までもそこにあったけど見えていなかったモノが、見えるようになった。 いや気付くようになった。 そう言うことなのかもしれません。
以上ですが、一応その後の様子を書きますと……
あの後、指は元の長さに戻りました。
その後も もう一度だけ伸ばしてみましたがやっぱり伸びました。
でも いつの間にか元の長さに戻っていました。(笑)
掌に感じるエネルギーは、その後もずっと感じています。
やっぱりあの動作をするとよく感じますが、それとは別に普段あの動作をしていなくてもマグカップやお茶碗みたいなモノまで、何か物体を持とうとした時も感じます。触れる前に手を 指を近付けるだけで感じます。
う〜んよくわかりませんが、もういい歳なので年齢のせいなのでしょうか?(笑)
オーラではないかと思われる指の周りの色は、見ようと意識すると今でも見えます。
やっぱり場所や周りの光の影響でしょうか、今では紫だけでなく、薄っすら緑っぽかったりオレンジぽかったりもしています。
今回は以上ですが、何か似たような経験をお持ちの方は教えていただけますと嬉しいです。
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