②タバコと歯周病〜喫煙の影響が歯茎に残るのは何年なのか?
今日もお疲れ様です!
オクチノニオイ歯科衛生士、柳澤弘子です^ - ^
タバコの影響について引き続き書いていきます。
タバコは歯周病を悪化させ、気付きにくく、治りにくい大きな原因の1つです。
タバコを長期に渡り、たくさん吸っていると歯茎への影響は大きいです。
長期とは…10年以上が目安かな?
たくさんとは…1日1箱以上が目安かな?
歯茎にニコチンが沈着をし、色が黒くなります。
黒くなった所を良く見てください。
なんかゴツゴツしたようなボコボコしたような…ハリもツヤもなくゴツゴツ。
例えて言うと、ブラマヨの吉田の頬の肌みたいな歯茎‼️と言うてます。
正にコレが長期的な喫煙の証‼️
女性でも男性でも、こんな風にゴツゴツとしてツヤのない歯茎になっています。
コレ、絶対に消えないと思います。
なぜそう思うのか…それは
以前担当患者さんのお話。
高級住宅街の歯科医院に勤めていた時に診た40歳女性です。
ぱっと見は、きゃしゃで清楚な可愛らしい社長夫人。
タバコを吸いそうな雰囲気はまーーったくない方でした。
診ると重度の歯周病で、スモーカーのゴツゴツした歯茎なのです。
とてもスモーカーには見えなかったのですが、聞いてみました。
「タバコ…吸われますか?」
聞くのも悪いなと思うくらいなお方です。
「いえ、吸わないですよ!」
「で、で、ですよねー💧すみません。」
焦る私…
「でも、以前は?吸ってた過去はありませんか?どう見てもスモーカーぽい歯茎なのです。受動喫煙とかありませんか?」
しばらく沈黙…
「実は若い頃に…14歳から21歳まで1日2箱の超ヘビースモーカーでした💧」
と答えてくれました!
ビンゴーーーー‼️
やっぱり?
どう見てもスモーカーのゴツゴツ感‼️
その方はギャルだったそーです。
21歳までの影響が40歳でも消えてなかったのです‼️
これは驚きでした。
歯周病治療をして歯茎の改善はできたものの、見た目のニコチン沈着の黒さは消えることはなかったのです。
歯茎が引き締まると言う所まで行かないのです。
その後退職したので、後の経緯は追えてないのが残念です。
健康な歯茎は薄いピンク色です。
サーモンピンクです❤️
ブツブツゴツゴツしたドス黒い歯茎より、絶対サーモンピンク❤️の方が良いでしょ?
タバコの影響についてはまた書いていきまーす。