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生産性のないその仕事は…

昨日の出来事。

切なことと思うので忘れないうちに残しておこうと思います。


いつものようにユニットを廻ってると…

(入=入居者さん)

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入「仕事無いで困るわーなんかないかな?」

僕「何の仕事がしたいの?」

入「何もしたくない。お勝手も嫌やしな…」

僕「それはなかなか難しいデスネ…。」

入「あんたは何の仕事しとんの?」「変わってくれやん?」

僕「色んなとこ廻って、これおかし無い?、ここちゃんとせなあかんと思う。とか人が嫌がること探して見つけて言う仕事…」

入「それは嫌やな」

僕「変わってくれやん?」

入「それは嫌やな」

入、僕「ははははははーーーーーーーー」

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こんな時間が流れて、少なくとも僕は穏やかで居られたし素敵な時間を過ごさせてもらった。

入居者さんの笑顔も沢山見られたて一緒に笑い合ったり出来る時間を過ごした。



でもたぶんここに生産性はない…。


これが出来るのは介護の職員さん筆頭に多職種のみんながいつも支えてくれているからで、特に介護の職員さんはこういった時間を作ってくれて心地よい時間を共有してくれている。


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ictやrobot化の中で生産性を上げると言われているがこういった時間をもっと増やせるようにしたい。

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CHACEがLIFEに変わり科学的介護が必要とされるように言われているが、LIFEの加算を取ることになるとおそらく僕からこの時間を削られることになると思う。


この穏やかな時間を残しながら科学的介護を政府に集めようとすると職員を増やすことや自分の時間を割くしか方法がない。(今の自分の頭の中は…)


何の生産性も産まんから仕方ないのか…。



でもLIFEを批判してるわけではない。

きっといつもの介護はそこに入力しなければいけない事柄が詰まってて、そのおかげで穏やかな時間が作れると思っている。


時間をあまり使わずそれを証明出来るデータ集めはうまく出来やんもんやろか…。


加算とか関係なしに事例集とかをビックデータで共有出来やんもんなんやろうか…。



この仕事の魅力の一つ人生の先輩とこうやって楽しくはなして学べる時間を奪わない管理職で居続ける必要があると感じさせてもらえる時間となりました。


ということは僕の仕事はそういうことなのかも知れない…。


もっと考えやなあかん。


この時間介護にかかわる職員さんがを少しでも多く長く使えるように…。


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奥田史憲
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