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訪問理美容を体験して

今施設に入ってくれている訪問理美容さんがモデルカットとして髪の毛をカットしてくれます。

このことで自分自身が入居者さん体験を出来ています。

今日はその体験談を書きます。

訪問理美容と店舗の床屋さんとの違いについて

それは床屋さんの椅子ではなく普通の椅子。実際の入所者さんであれば車いすということになります。

車いすは基本的には移動の手段の道具ですので、長く座る設計ではないんですね(最近では色々な姿勢で楽に座れるものも多々出てきていますが…)

普通の椅子でカットしてもらうことでいかに床屋さんの椅子が安楽に居られるな『モノ』なのかがわかります。

カット技術について

普通の椅子ですのでカットしてくれる方が姿勢を低くして施術してくれているのがわかります

これ僕たちの介護も同じなのですが、自分に負荷がかかる姿勢での介護(ベッドを上げないままのおむつ交換)と同じように椅子が上下しないので施術しにくいだろうなと感じます。

訪問理美容の方々は足を開き腰を落としてカットしてくれます。

これにはカット以外の技術も必要で相当過酷な中でカットが行われていることがわかります。

そしてその中で入居者さんとの会話をしながら施術をしてくれています。

彼らはプロですのでそれを口には出さないですが、実はそんな中でさらに短時間で、施術し「かっこよく、きれいに」を求め続けています。

どのおしごとも楽な仕事はないと思いますが、訪問理美容の業者さんに施術してもらえることで業者さんの苦労と苦悩、そして技術の高さに触れられています。

入居者さんの立場に立って考える

そして入居者さんの立場に立って考えることもできました。

普通の椅子では床屋さんのようにリラックスしてカットしてもらうことはできません。

床屋さんであれば寝ていけるような環境ですが、「そうではない環境の中での床屋さん(訪問理美容)」の勝手の違いも理解できました。

カット技術についての評価

そしてその技術ですが、そんな過酷な状況下でしてもらったカットでも、訪問理美容さんのモデルをさせてもらうようになってから、「髪型前よりいい感じじゃ無い?」と言われることが多々ありました。
それはその業者さんの技術の高さを証明してくれていると感じます。

今回は施設に来てくれる訪問理美容体験のお話でした。

相手の立場に立って考えるって本当に大切ですねすよね!

ホームページ紹介

https://unisex-hairdresser-1236.business.site/

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奥田史憲
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