飼育日記⑨
7月が終わってしまう。
わたしは、今年の目標に毎月日記を書いて公開することをいれているため、いま焦ってこれを書いている。
イヌの飼育は相変わらずで、この間殴られること、家を出ていくと言われること、言い合いになることはなかった。
ただ、たまにイヌがする被害者面が気に食わない。
本人としてはそんなことをしている訳ではないのかもしれない、わたしが過剰にそう思っているだけかも。それでも、ちぢこまって小さな声を出す姿は「自分が被害者だ」と言われているような気がしてならない。
どういった時にこの態度が出るかというと、わたしが注意したり怒ったりしたときだ。言い方がキツいことは反省しているが、何度も同じ注意をさせないでほしい。あとは起こした時も怯えたような態度を取られるんだけど、自然起床だけがいいならひとりぐらしをおすすめしたい。
こんなこと誰にも言える訳でもなく、書くにもなんだかなぁと思っていたが、いま書き連ねて少し気持ちが軽くなっている。愚痴はアウトプットした方がいい。
さいきん「誰に食わせてもらってると思っているんだ」「誰のおかげで暮らせていると思っているんだ」といった言説が批判されがちだが、わたしはこれをいってもいいんじゃないだろうか。通常家庭内で言う分には不適切だと思います。そう親に言われて育ってきたことを恨んでいるので。
そもそも他人に構っている暇はないのに、自分のことで精一杯のくせに何をやっているんだろう。
海が見たい、誰もいない海!
終わり・