2020年遊んだデジタルゲームさくっとレビュー(後編)
みなさん、こんにちは!!!!!!!!!
おしょうと申します。ふだんはボードゲームネットアイドル活動を行うかたわら、海外ボードゲームの翻訳、編集なんかをやっています。
前編を書いてから3ヶ月が経ってしまいました。これもすべて、私の怠惰なる心が原因です…お待ちいただいた方、本当に申し訳ありません。
別に待ってないよという方、さくっと読んでいただけると幸いです。
さて、前編では2020年に遊んだ全39作品をレビューするということでしたが、なんだかんだ増えて42作品になりました!
ではでは、さくっとレビューしていきまっしょう!!
ゲーム名の後ろに付いている星は、そのゲームのおもしろさ、おすすめ度合いを表しています。目安としてはこんな感じ。
★★★★★…200億点のゲーム!!!全人類やってくれ~~~!!
★★★★☆…めっちゃおもろい!傑作だぜ!
★★★☆☆…そこそこゲーミング。人によってはブッささるかも。
★★☆☆☆…あんまりあんまりだったなあ~。
★☆☆☆☆…こら!こんなゲーム作りおって!!
21.ラストオブアス / ★★★★★
ド傑作中のド傑作。ゲーム史に残る一作。友だちに「ストーリーいいよ」ってオススメされて、中盤までは懐疑的だったんだけど、一度妙味を理解すると「あああ情緒~!!」ってなる。加えてゲームシステムもよく、基本的にはステルスで、隠れるのにも疲れてきたな~って頃にいくらでも銃ぶっぱなせるイベントが挟まれたり、探索パートになったり、会話シーン挿入されたりと、とにかく飽きさせない。こいつはすげえ!
22.VA-11 Hall-A / ★★☆☆☆
読み方は「ヴァルハラ」。サイバーパンクな世界を舞台としたバーテンダー会話ゲーム。一癖も二癖もあるキャラがとにかく入店してくるから、好みに合いそうなカクテルを出しつつ愚痴を聞く。ゲーム性はほぼナッシン。この手のゲームは、自分と世界観がバシっとはまったり、キャラ大好きになれるかどうかっていうのが好みの分かれ目だと思うよ。
23.タイタンフォール2 キャンペーンモード / ★★★★★
FPSと巨大ロボットの奇跡的融合。ムチャクソ爽快な操作性と、ムチャクソ熱い展開が君を待っている。ステージごとにポンポン新ギミックを使い捨てていって、まったく飽きることがない。PS4版が3月24日まで396円で買えるので、持ってないなら買っときな!あとApexと世界が繋がっているよ。
24.ルイージマンション / ★★★☆☆
Wiiを引っ張り出してきてGCのやつをやった。かつて買ってもらえなかったゲームを今やることで、失われた青春を取り戻そうとしたのだった。ゲームというのは歴史の積み重ねだから、今やると粗が目立ってしまって仕方ないね。操作性とか。
25.バイオハザード7+DLC / ★★★☆☆
バイオ1しかやったことないけど、急にやりたくなってやったやつ。原点回帰ということで、ホラー路線に戻ったと言われている。序盤はむっちゃ、むっっっっちゃ怖いのに、敵の正体がわかってくるにつれて脳が敵をゲームシステムの一部と認識し、怖くなくなってくる。DLCもバラエティに富んでいて、笑えるのも多くていい感じだよ。
26.ジェダイ:フォールンオーダー / ★★★★☆
直前にスターウォーズを初めて一気見して、うおおおってなってるところでやったやつ。ライトセーバーをブンブン振り回し、フォースで敵を一網打尽にする最高のジェダイ体験ができる。しかもソウルシリーズ的な要素もあり、完全に俺向けに作られたゲーム。全世界の俺、やりな!
27.スーパーマリオブラザーズ(マリオコレクション版) / ★★★★★
これに星5付けなかったらウソでしょ。ドドドのド傑作。マリコレ版はいろいろと優しい仕様になっているので、マリオ入門には原作よりもこっちの方がおすすめ。2Dアクション好きならやっときな!Switchのオンラインに加入してたらタダでできるんで!
28.スーパーマリオブラザーズ2(マリオコレクション版) / ★★★★★
きましたよド鬼畜ゲーム。マリオ1よゆうだぜって人に向けた任天堂からの挑戦状。マジで何回死んだかわからん。なんて気持ちいいんだ(恍惚)。マリコレ版はだいぶ難易度が低くなっているので、真の猛者となるためには原作をやらなければいけない。
29.Unrailed! / ★★★★☆
勝手に進む機関車。脱線しないように、みんなで線路を敷いていこうねっていうわちゃわちゃ協力ゲーム。オーバークックみたいな系譜だね。俺は木を切るから君は岩を掘って、君はどんどん線路敷いてって、ってエンジンが燃えてるうおおお爆散!!みたいに死ぬ時は一瞬で死ぬ。知り合い3~4人集めなきゃってところがネック。記事書いてたらまたやりたくなってきた。
30.Into the Breach / ★★★★★
ミニマルターン制ストラテジーゲーム。盤面は8×8、自機は3機、敵の攻撃は見えている、そんな状況で5ターンしのぎきれば勝ち。複雑になりがちなステラとジーゲームから、エッセンスを抽出してギュッと詰め込んだ作品。天才というよりも秀才が作ったゲーム。だが、それこそが俺の魂を揺さぶるのだ。
31.Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜 / ★★☆☆☆
ガチョウを操作してさまざまないたずら(ミッション)をこなす。2人モードが追加されたってことで買ってみたけど、う~~~んおもしろさよりも面倒臭さが先に来ちゃったかな。攻略法わからんところはわからんし。
32.Among us / ★★★★★
きましたわね。この半年でもっとも遊んでいるであろうゲーム。今更説明するまでもないが、宇宙船の中で繰り広げられる殺し合い、騙し合い。上級者同士ならバチバチに議論できる、初心者ともゆるふわに遊べる。そんなハードルの低さが売り。いいから1回やってみようぜ、スマホ版ならタダだからさ。
33.Ape Out / ★★★★☆
ドーン!がしゃがしゃどんがどんが、ドーン!ジャーン!!まじでそんなゲーム。脱走したゴリラになって、小生意気な人類をぶちのめす。音楽と映像表現とゲーム性の融合が天才的。俺もゴリラになりてえ。
34.フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと / ★★☆☆☆
一族郎党死に絶えたフィンチ家の屋敷をめぐり、死の真相を紐解いていく。推理とか探索の要素はなくて、ただ映像に酔いしれる作品。やりたいことは分かるけど、俺向きではないなーというのが正直なところ。
35.The Messanger / ★★★☆☆
前半はステージクリア型の2Dアクション(ロックマンみたいな)。後半は探索型アクション(メトロイドみたいな)になるその変化がすごい。すごいが、食い合わせはあんまりよくないと思う。移動ががやっぱ面倒臭いので。
36.Left 4 Dead 2 / ★★★★☆
セールのときに買っていた力が、今ここで解放される。はちゃめちゃくちゃくちゃゾンビ一掃FPS。結構昔のゲームなのに、これは無限にできるという気持ちもうなずける。こうわいわいできるゲームはね、おもしろいんすよ。
37.スーパーマリオ オデッセイ / ★★★★★
任天堂のDLゲームってね、2本で1万円ってチケットあるんですよ。その期限が近かったから急遽買ったんだけど、どちゃくそおもしろすぎてびっくりした。マリオが変身できるキャプチャー、それに加えて個性豊かなワールド。これにより飽きがこず、一生この世界にひたっていたくなった。ゼルダのブレワイ然り、任天堂はここらへんから探索という行為の根源的な楽しみを見出していて、究極の会社に近づいた感がある。まだやってないならやりな!
38.A Dark Room / ★★★★☆
1ミリもおもしろくなさそうっしょ?それがおもしれーんだわ。初めはクッキークリッカー的な感じで、木材を集めてより効率的な木材を集める手段を開発していく。ストーリーも輪郭だけが見えている。集う人々、広がる世界、解明されゆく謎。ゲームの最終地点は、スタートからは想像できない場所に着陸する。まじでやってくれ。Switchで700円だからさ。
39.ラストオブアス パート2 / ★☆☆☆☆または★★★★☆
う~~~ん2020年でもっとも評価が難しい作品。言いたいことはたくさんあるが、どれもネタバレになってしまうため、申し訳ないけど言及は避けておく。前作が完全無欠の傑作だっただけに、これには残念。
40.サイバーパンク2077 / ★★☆☆☆
近未来を舞台にしたオープンワールド。PS4版でプレイしたため、めっちゃフリーズしたがそれは評価に入れないでおく。世界観は200億点。キアヌ・リーブスのキャラも2000億点。しかしオープンワールドとしても、アクションRPGとしても出来は微妙だ。楽しさに寄与するパーツが少なすぎる。発売をあと2年遅らせるべきだった。
41.Sayonara Wild Hearts / ★★★★☆
超絶スタイリッシュ謎アクションゲーム。ソニックシリーズみたいな疾走感と謎の世界観が魅力的。一瞬で駆け抜けていってああ~~ゲーミング~~~って気持ちになれるのでそういう気分のときにおすすめ!
42.INSIDE/ ★★★★☆
こわこわホラー&謎解き死にゲー。多くを語らずワンアイディアで勝負する様は、まさにインディーズゲームそのもの。すっとやれてたくさん死ねるのでコスパ最高だと思います!前作『LIMBO』のレビューは、年をまたいだため今年の末になります!
いかがでしたか?以上42作品、サクッとですが感想を書かせていただきました。本稿がみなさまのゲームライフの一助となれば幸いです。それではまた、年末お会いしましょう!!