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41日目*夢を叶えたい子、サポートしたい親。

「◯◯ちゃん、ケーキを作るの」


小学6年生の娘の夢は、パティシエールだ。これは、幼少期から変わらない未来像。だったらフランスに行くのもアリだね!なんて会話を楽しむ。


親としては、夢を叶えるために「お金」と「情報」だけは常に新鮮なものを手に入れておこうと細々動いているつもりだが、お金はまあどうにかするしかないかの根性論で乗り切ることしか思いつかない。


娘は、来年中学だ。
支援級在籍の我が子も、在籍する県の高校受験事情により中学からは一般級在籍を選んだ。


娘は、いわゆるグレーゾーンで、知的レベルが実年齢よりも2,3才遅れている。遅れているだけで、成長はしているとのこと。





運動に関しては、人よりも成長が早かったが、言葉がなかなか出てこなかった。検診でも「あれ?もしかしたら…」と言われてきたが、ややもしないうちに出来るようになっていたので、大した問題と考えていなかった。



小学2年生終わりころ、担任の先生に知能検査(WISC-Ⅳ)のことを教えてもらい、受けてみることを勧められたのだ。

WISC検査は「言語理解」「知覚推理」「処理速度」「ワーキングメモリー」の4つの指標とIQ(知能指数)を数値化する検査で、その子の「得意な部分と苦手な部分」から「その子にとってより良い支援の手がかりを得る」ことを目的として行う検査です。

杉並区ホームページより


毎日楽しそうに通っていたものの、同じ学年の「◯◯ちゃん何言ってるのかわかんないの」と言われてることや、本人は懸命に伝えてる姿が重なり、学校生活が苦しいものになるのだけは避けようと迷うことなく診断してもらうことにした。


結果は、グレーゾーン。それを聞いた時に腑に落ちたと同時に一瞬だけ、不安が襲ってきたがすぐにこの子ならなんか大丈夫な気がすると、根拠のない安心と自信があった。


いや、安心に関しては根拠はあるな。
小学校全体が、のびのびとしていて穏やか。どんな子でもどんと構えている印象だ。同級生の子たち、特に仲の良い子たちが、のんびりしているがきちんと自分を表現出来ている。


合わないなという友だちが、中にはいるようだが一定の距離感を保ち「そこそこ」の関係を築いているそうだから、あんまりトラブルを聞いたことがない。(耳に入らないだけかもしれないけれど…)学期ごとに、キャパオーバーによる体調不良で、2,3日休む程度で、概ね順調に通学している。


中学生になったら人間関係や生活に関しては、なんとかするだろうなと私を含めて彼女の周りの大人はそう思っている。


けれど、勉強面では苦境に立たされるだろうと予測される。彼女の苦手分野が、算数と国語の主力教科2つ…一問でも出来ないと癇癪を起こす子なので、対策を考えねば。




算数で挫折してる母こと私では、何の力にもならない。太郎次郎の時間やら距離やら問題で「勝手に行けよ!」って逆ギレしてしまうようでは、元も子もないだろう…。学校のプロはさることながら、他のプロの力も借りたい。


しかし、そのタイミングはいつなのか!?
今でしょ?いまなのか!?本人から「行きたい」というまで待つのか…そんなの待ってたら「ワタシハナニモデキナイ」子ちゃんが、再び爆誕よ!?


悩ましい、塾事情と県の高校受験事情。
この話は、まだまだまだまだ…つづく。

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シマコシマ
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