冬休みの旅で出会った人たち
冬休みに、カリフォルニアを旅していました。
バークレー→ロサンゼルス→サンルイスオビスポ→バークレー(帰宅)って感じです。
ロサンゼルス(以下LAと略す)に1週間くらいいました。
LAって治安悪いって聞いてたけど、行く前はそんなに気にしていませんでした。
そしたらやっぱりすごい記憶に残るような人たちに出会って(?)すれ違って(?)…
旅行先で出会った人たちのこと、忘れないうちに書き残しておきたいと思います。
1人目🤔💵
まず、これはバークレーの話。
サンフランシスコ空港に行く電車に乗る前。
まだ太陽の上がる前の早朝で、星が綺麗に見えました。
朝5時ごろです。
電車の駅まで向かうバスの乗り場まで、キャンパスの横をスーツケースを引いて歩いていました。
そしたら中年男性と見られるホームレスの人に、「Beautiful lady(美しい方)、旅行に行く前に お金を恵んでくてないか?」って言われました。
無視&早歩き。
これが旅の初っ端。
Beautifulって言われた!とか、やっぱスーツケース持ってると旅行に行くと思われるのかー、こーゆうのって定型文じゃなくて人に合わせて言うんだーなんて考えながら、私の旅は始まりました。
2人目😅🚌
そして、バークレーでバスを待ってる時。
中年女性と見られる人がバス停に座っていて、「空港行くの?ならあっちのバス停に来るバスでオークランドまで行って、そこから電車乗る方が安いし良いよ」って言われました。
「それだと初めての行き方で迷っちゃうかもしれないから、今回は予定通りこのバスで行きます!けどありがとう、次からはその行き方で行ってみますね!」と返しました。そうこうしてたらバスが来たので、「Happy Holidays!(意訳;良い年末を!)」っておばさんに言ってバスに乗り込みました。
ちょっと説明;
家⇨バス⇨電車⇨空港って道のりなんですが、正直バスは乗らなくてもいい距離なんです。だけど電車の駅の周りがちょっとホームレス多くて危ないので、バスに乗りたかっただけ。
オークランドはもっとホームレスが多くて危ないんです。できるだけこんな暗い時間帯に行きたくない。
咄嗟にしてはいい言い訳を言えたと思ってます。
3人目🤣🎅
ついに、LAに着陸!
空港に着いて、バスを待ってる時でした。
前に中年男性と見られる人が並んでたんですが、私が後ろに並んだ時からすごくニコニコしていました。
ちょっとしてから、おじちゃんがもう抑えられない!って感じで「ちょっと聞いて欲しいんだけど…」って話しかけてきました。
「飛行機で、隣にグリンチが座ってたんだ!!!」って。
…は??って思ってたらすぐさまスマホで写真を見せてくれました。
おじちゃんの隣に、グリンチのマスクをかぶってサンタの服を着てる人がいました。
動画も見せてくれました。動いてました。
ものすごい完成度高い、360°グリンチ。
フットボールの試合の応援ためにLAに来ていて、そのためのコスプレらしいです。
おじちゃんは、話してる間もめちゃくちゃ笑ってて、「I can never get over it」って言ってました。(直訳すると、「乗り越えられない」ってこと。「これで一生笑っていられる」って私なら訳すかな。)
で、バスが来て、「これを共有させてくれてありがとう」ってお礼まで言われました。私も共有してくれてありがとうって返しました。
これが私のLAでの最初の会話。
4人目😳😡
友達と合流して、初めてのLAにワクワクしていた時。
ホテルからハリウッドの方向に歩いていたら、ホームレスの中年女性と見られる方に、「Go back to Asia(アジアに帰れ)」って背後から叫ばれました。
こんなにはっきりと言われたことは初めてで、うわーこれが噂のアジア人差別だ!って一瞬ちょっとテンション上がりました。
けどとりあえず無視&早歩き。
友達は怖がっていて、私はだんだん怒りが湧いてきました。
一生日本の製品使うな!って思いました。
初日からすごい体験でした。
5人目😂👶
次は、LAのダウンタウンにホテルを移動した時。
ホテルの受付の人がめちゃくちゃよく喋る人でした。ブライアン。
握手もしました。
ホテルマンと握手するの初めて笑
「何歳?」って聞かれて、「21です」って友達と声を揃えて答えたら、ブライアンに、「12歳(友達)と14歳(私)に見える」って言われました。
ニューヨークで普段生活してる友達は、子供に間違われる経験は結構あるらしいんですが、具体的に年齢を言われたことがなかったらしく、驚いてました。
私は年齢が上に見られた経験しかなくて、めちゃくちゃびっくりしました。
で、ブライアンが「ビール注文されても、えーっと…ミルクはどうかな?って言うよ笑」とかジョーク言ってきて、みんなで大爆笑しました。
やっぱりアジア人って若く見えるのかな。それとも私たちが特別??
ちなみに私も友達も前髪ないです。前髪あると若く見えるっていうのはまだ理解できるけど…私たち前髪ないし、フルメイクだったんだけどなぁ…
6人目😰😇
クリスマス当日。
ホームレスの中年よりちょっと若いくらいの男性と見られる方に、すれ違いざまに「God bless you(「神のご加護を」って感じの意味)」って言われました。
私と友達は無視。
そしたら背後で「Shame on you!(訳すと「恥を知れ!」って感じかな?)」って叫ばれて、その後もぶつぶつ言われました。
振り向きざまに言われただけで、ついてきてはなかったので良かったのですが、友達と「え、ついてきてないよね??」「うんうん、大丈夫、けど早歩きで帰ろう」みたいな感じでちょっと焦りました。
ついて来てたらどうしたら良かったんだろう。
7人目😱☠️
これはクリスマスの後。
夜9時前にどうしてもアイスが食べたくなった友達と、ホテルから徒歩8分くらいのアイス屋さんに向かってた時。
アイス屋さんの前に、ちょっと小汚い感じの服装の中年と高年の間くらいの男性と見られる人が自転車を持って立っていました。
こっちをすごく凝視していて、あ、やばいって即座に思いました。
とりあえずその人を避けつつアイス屋さんに入店。
お店は道の一番角にあって、隅の2辺がガラス張りになってるところでした。
つまり、中も外も筒抜け。
おじさんが外からこっちをまだ凝視してるのが見えました。
やばい、、、
けど、おじさんが自転車に乗ってスーッとどっかに行くのが見えました。
ふー、ちょっと安心。
アイスを受け取って、店内で食べていたら、あのおじさんがゆっくり自転車に乗ってお店の前をまた回ってきました。こっちを見ながら。
あ、やばい、これはほんとにやばい人だ。
どうしようか、とりあえずアイスを食べていよう、Uberで店前までタクシー呼ぼうか、なんて考えていたら、おじさん2周目。
ちょっと命の危機を感じました。
アイス屋さんはあと15分で閉まるので、店員さんが片付け始めました。
友達が店員さんに状況を説明して、ちょっとだけまだここにいてもいいですか?っ聞いて、残ることにしました。
おじさん、3周目来ない。
友達が走って帰ろうって言うので、ホテルの方角を頭に入れて、おじさんの回っている道から一番離れた道を使って走りました。
無事に帰れて良かったです。
これはほんとに過去一怖かった。
8・9人目😆🐻
LAの旅も終わり、バークレーに帰る前にサンルイスオビスポに寄った際。
家族と一緒の中年男性の旅行客と見られる方とすれ違い、「Go Bears!(直訳すると、「クマ、行け!」」って叫ばれました。
一瞬、え何、、、って戸惑ったんですが、「Go Bears」ってカリフォルニアバークレー校の応援スローガン(?)
私がバークレーのスウェットを着てたからでしょう。
私も即座に「Go Bears!」って叫び返すべきだったんですが、戸惑いから脱却できなくて、笑って立ち去ってしまいました。
あーーまだまだバークレー生のマインドになれてないなぁ、、っと若干自己嫌悪。
そうして歩いていたら、今度は自転車ですれ違った人に何か静かに言われました。
え、なんか2単語聞こえた、、ってなんだろうって一瞬考えて、あ、また「Go Bears」だってわかった時には自転車の人はもう去っていました。
2回も機会を逃した…悔しすぎるっっっ
次こそは反射的に叫び返したいです。
ちなみにこれ、よくあるみたいです。
バークレーの服(Calって書いてる)を着てる人は覚えておいてください。
&バークレーの服を着てる人を見たら叫んでみてください。
こんな感じで、いろんな人に出会った旅でした。
2024の最後にこんな経験ができて良い締めくくりになりました。
留学生活は残り5ヶ月になりましたが、これまでと同様、全力で楽しみたいと思います。