早く宿題やりなさいは『逆効果』
こんにちは!
塾長のおこめ先生です。
現在塾を経営する上で、大切にしている考えをまとめるためにnoteでまとめさせていただき、『子どもに寄り添う塾』というコンセプトをより詳細に言語化することが目的です。
それでは、表題について解説です!
早く宿題やりなさい!は逆効果
学生の頃、宿題をしようと思っていたところに母親から「早く宿題をやりなさい」と言われたことで宿題のやる気を失った経験はないでしょうか。
それは、人から何かを強制されたとき、反抗心を持ちやすくなるという性質が人間には、あるからです。
なぜかというと、人間には生まれながらにして、自分の行動を自分で選択したいとう欲求があります。そのため、自分の行動を他人に決められたことで、『選択の自由が奪われた』と感じ、反発する態度をとってしまいます。
他人に決めれたことが例え自分にメリットがあったとしても反抗してしまいます。
いやぁ、恐ろしいですね。
『あなたのことを考えて言ってるんでしょ!!!』
『お母さんが決めるから反発するしかないんだよ!!!』
こんなことが世の家庭では多いのではないでしょうか。
さらに、その反抗心と同様な反応として、相手を説得しようとすればするほど説得者が拒絶するという性質です。
子どもや生徒に対して、とにかく強制する、説得するという行動をとっていないでしょうか。反発する子どもがいるのは、強要する、説得させようとする大人がいるからだという解釈もできますね。
宿題をやらない理由はなんなんでしょうか。
それは、一人一人違う理由がありそうですね。
ですが、経験上言えることは、宿題の内容を理解できている生徒は、宿題を早く終える特徴があります。宿題を後回しにしてしまうという行為はすでに勉強が『ネガティブなもの』『めんどくさいもの』という意識が芽生え始めています。
さぁいつから宿題を自分からやらなくなり、親御さんに反抗的な態度を取るようになったのでしょうか。
調査していく必要がありそうです。