家庭教師と学校の先生の求められる力の違い【幅広い対応力が必要】#670
おはようございます。
8/27 コワーキングスペースへの申込みを終わらせてきました。いよいよぼくもおしゃれな空間で毎日働くようになります。この場所が仕事的に絶対必要っていうよりは、こういう場所で働ける自分が嬉しいっていう感情がある気がします。おこめさんです。
最近は家庭教師としての活動もしていて、現在主に小学生の理科を担当しています。(↓)
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それに加えて中学校での非常勤講師としての働きも続けているので、
学校の教員としてと、家庭教師としてと
それぞれに求められる力が違うなって感じたので
今日はこれについてまとめてみます。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ
▼家庭教師として
必要な力といえば
圧倒的にわかりやすい解説と、それに伴って幅広い問題の理解、一人の子どもに対するモチベーション管理術
こういった力です。
家庭教師として関わる時間のほとんどは問題の解説です。
子どもがその時間までに問いてきたものを解説するのもそうですし、
その時間に問いたものを解説するのもそうです。
何せ問題というものを中心において子どもの理解度をあげていくっていうことが求められます。
そのため、いろいろな角度から出される問題に対して的確な方法で解くというスキルが求められますし、いかにそれぞれの問題に対応したわかりやすい解説ができるかも大切になっています。
また、学校でどのように教わっているのかっていうことも想像しつつ、それをなぞるように伝える技術も求められます。
最後に一週間に一回のペースで関わることが多いので、
一人ひとりの子どもとの関係性作りやモチベーション管理についても、声掛けというスキルで担う必要性もあります。
こういった力は学校の先生とは違った 特化した 尖った力
といえるのかなって感じます。
▼学校の先生
とにかくオールマイティな力が求められます。
個に対する対応力も必要ですが
集団に対する対応力、むしろこっちの方が必要となる時間は多いです。
(個別対応する時間よりも対集団の時間の方が多い)
また問題の解説の時間よりもそもそもの概念をスモールステップをつくり、興味をひきつつ説明していく時間の方が長いです。
そのため、家庭教師とは違って
その教科、単元の概念そのものへの深い理解度が求められます。
概念そのものへの理解があれば、どのような問題であっても対応できますし、学校の先生は問題を解説する際にもそれを念頭においた解説をすることが多い気がします。
(その問題に対応する最短ルートの解説というよりは、そもそもの部分と結びつけて、子どもにとっての概念の理解度を深めるようにアプローチする)
また、クラス全体を見渡し、適切なタイミングでそれぞれの子どもに声をかけていく視野の広さや、声掛けのバリエーション、叱る技術、グループワークへの対応、経営術
とにかく幅広いスキルが求められます。
▼学校の先生少ない問題
最近よく耳にする 教員少ないっていう問題の一つも
こうした求められる力の広さ みたいなものがあるのだと感じます。
(家庭教師だったら、やってみようかなってできるけど、学校の先生はちょっとっていう人多そう)
だから何だってわけではありませんが
もう少し、学校の先生の業務も 授業に特化したような
そういうものへと移行していければ今よりは少し負担が減っていけるんじゃないかなって思います。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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