30年以上疎遠になっている友人が「謝りたい」突然現れたら...
ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」で、30年以上疎遠になっている小学校の親友に謝りたいというエピソードが放送されていました。
探偵への依頼内容は以下のとおり。
小学校ではいつも一緒の大親友がいたけど、中学一年のある日、その友人の顔を蹴ってしまった。友人はそのとき怒ることもなかったけど、その出来事をきっかけにして喋ることや遊ぶこともなくなってしまったという。
中学卒業後は自身の環境も変わってしまったことで、友人の連絡先もわからずに時が過ぎてしまった。
しかし、30年以上経った今でもそのときのことを後悔しているので、どうにかして友人を探し出して謝りたいというもの。
もし自分がその友人の立場だったら、正直なところ「わざわざ探し出してまで会いに来なくてもいいかな」と思ってしまいます。冷たい人間だと思われるかもしれませんが(笑)。
当時は親友だったかもしれないけど30年以上関わりがないのであれば、それは自然の成り行きだったのではないでしょうか。
私も小学校の頃に、よく遊んでいたなーという友人はいますが、今では完全に疎遠になっています。もちろん今でもつながりのある人もいます。でも、疎遠になっている友人に「会いたい?」と聞かれると、「いや、別に…」となるのが本音。冷たく思われても正直そういうもんじゃないでしょうか。
今回の友人のように、私が親友から嫌なことをされた過去があったとしても何十年も経っているので放っておいてほしいし、それすら忘れているはずなので。「謝りたい」という加害者側の一方的な自己満足な行為なんじゃないかと考えてしまいます。
時間が経つことで記憶や感情は風化します。過去の出来事がお互いにとって特別な意味を持たなくなることもあります。過去に縛られすぎずに今や未来に向かって進むことが、お互いにとって良いのではないでしょうか。