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第4日目「中間発表会」が終了しました
夏休みに入り、8月の毎週土曜日に開催されていた「大洲市高校生チャレンジプログラム」。8月24日は、夏休み最後の回で「中間発表会」でした。この1ヶ月、ビジネスについてしっかり学んだ受講生たち。緊張しながらもそれぞれのアイデアを発表してくれました。
■タイムスケジュール
14:00 開始
中間発表についての説明
14:10 中間発表練習
14:30 中間発表(前半4名)
15:10 休憩
15:20 中間発表(後半3名)
16:00 次回予告・記念撮影
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■いよいよ中間発表会
第4日目は、いよいよ中間発表会です。最後は、隣の席同士で発表の練習をしたり、メンターに資料を確認してもらったり、メンターと別室で発表会の練習をする受講生の姿がみられました。
発表は5分、質疑応答の時間が5分の合計10分が1人の持ち時間です。
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■中間発表(前半)
中間発表会は、前半・後半に分かれて行われました。
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トップバッターの一宮くんは、慣れた様子で堂々とビジネスアイデアを発表。一宮くんのビジネスアイデアは「いつでもどこでもレンタサイクル」。すでに都心にはあるレンタサイクルのシステムを大洲市内でも導入し、観光客や地元の人に幅広く利用してもらうシステムを発表しました。
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2人目の発表は清水くん。清水くんは、もっと観光客に利用してもらえるようなカフェが必要と「電球ソーダカフェ」を提案。
電球にこだわったのは、2016年に青色発光ダイオードの研究でノーベル賞を受賞した中村修二先生の偉業から着想を得ています。
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3人目の発表は、笹尾さん。
笹尾さんは、「大洲のうまいもん」というテーマで、大洲の銘菓である「しぐれ」を若者向けに屋台で販売するというアイデアでした。お祭りの屋台が減っていること、屋台のお店が似たお店ばかりという課題解決としてのビジネスアイデアです。
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4人目の発表は、宇都宮さん。宇都宮さんのアイデアは、「大洲の空き家を有効活用したコミュニティスペース作り」です。電車通学の宇都宮さんは、電車を1本逃すと待ち時間が長すぎることを課題としました。コミュニティスペースがあれば、宿題をしたり、高校生同士がコミュニケーションを取れること、さらには時間帯によっては高齢者の方が利用して、憩いの場にしても良いのでは?と提案しました。
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■中間発表(後半)
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後半のトップバッターは、越智くん。越智くんのビジネスアイデアは、同じ地域でモノを貸し借りできる「カリホ」という貸し借りアプリです。
西日本豪雨の被害により、家をキレイにするために高圧洗浄が必要だった経験からこのアイデアが生まれました。「カリホ」は、使用頻度は高くないけど必要なモノを地域間で貸し借りするサービスです。
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7人目は、大石くん。「ドローンを使った配達」についてのアイデアです。プログラミングされた経路を通るドローンが、山間部に住む高齢者に生活必需品や薬などを運ぶというアイデア。「アイデアとしてはすごくいいのに、実際に今、普及していないことについては、何か理由があるのかもしれないので、調べてみるといいかもしれませんね」とメンターからのアドバイスがありました。
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■最後に
いよいよ、次回からはグループに分かれての実践的なプログラムがスタートします。
次回は、9月13日(金)17時〜
夏休みも終わり、学校生活との両立になる受講生たち。ここまでビジネスの基礎をギュッと学んできた受講生の更なる飛躍が楽しみです。