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事業計画発表会が開催されました

大洲市の高校生がビジネスにチャレンジしている「大洲市高校生チャレンジプログラム」の事業計画発表会が開催されました。会場には、15名の企業・行政の方々が高校生の発表を聞くために足を運んでくださいました。

■前半

この日は14時〜スタートし、はじめの1時間は当日の流れから支援金の管理についての説明が行われました。
発表会では、事業計画の発表と同時に自分たちの事業に対しての協力や支援を訴え、来場された方々にグループに対しての支援金を募ることになっています。
説明が終わった後は、各自、発表の練習に進みます。

■発表会

15時〜、発表会がスタート。会場には、テレビ・新聞などの各報道機関も入り、賑やかな様子でした。
大洲市内の企業・行政の皆さんにご参加いただき、参加者には評価と支援方法(以下の1〜3)を検討いただくようお願いがありました。
(1)審査評価
(2)支援方法
(3)支援金
さらに、発表会の説明が行われた後、各グループの発表を聞いて参加者たちに「支援する」「条件的に支援する」「共感する」「支援も共感もしない」のカードを挙げてもらう旨が説明されました。
発表の順番はAグループから順番にスタートしました。

Aグループ
Aグループの事業内容は「おにぎり自動販売機でご当地ランチ」(Aグループの事業内容についてはこちらをご覧ください)。
今年度のプランのゴールは「おにぎりの具材を考案すること」
そのために、お米や漬物の寄付をお願いしますと会場に訴えました。

会場からは、
・自動販売機での販売を考えた理由について
・高校に自動販売機の設置を街中にして、観光客に食べ歩きしてもらってみては?
・高校に設置するなら24時間購入可能な自動販売機でなくてもいいのでは?
・おにぎりは冷凍の需要があり、具材を大洲産のもので工夫をするなら観光に向けての可能性がある
などの意見が聞かれ、支援してくれるという参加者も見つかりました。

Bグループ
Bグループの事業内容は、「新鮮な大洲の果物を使ったちゅるりん『猫の果実夢ゼリー』」(Bグループの事業内容についてはこちらをご確認ください)。
今年度のプランのゴールは「ゼリー型の購入費用と果物の提供」です。
Bグループは、インスタグラムのアカウントも作成!発表の終わりにフォローをお願いしますと訴えました。

会場からは、
・果物の種類は決めていますか?
・どうして猫なんですか?
などの質問と同時に
・発表を聞いて支援の輪に入りたいと思いました
・彼女たちを応援することが農家さんの応援になると思いました
という意見が聞かれ、たくさんの支援者を募ることができました。

発表を見守るメンターの帽子さん

Cグループ
Cグループの事業内容は、「『こ』がつながるコワーキングスペース」(Cグループの事業内容についてはこちらをご確認ください)。
今年度のプランのゴールは「限定的なプレオープンを目指したい」です。
Cグループは、大洲のフジがなくなってしまうこと、自分たちにとっての憩いの場がなくなってしまうため、憩いの場がほしいこと、そしてプレオープンに向けての情報をくださいと訴えました。

会場からは、
・フジがなくなってしまうのは買い物の場所に困る高齢者だけの問題かと思っていたら、高校生も困っていて驚きました
・高齢者も憩いの場がほしいと思っています
・OICを1日限定で無料で使えないか検討しますと
というさっそくの支援の声や、ご参加いただいた副市長からは
・空き家担当の課に伝えておきます
という意見も。さらに商工会からは
・プレオープンを目指すなら資金面も応援します
とたくさんの支援と共感の声が挙がりました。

Dグループ
Dグループの事業内容は、「作ろう!おもしぐれプロジェクト」(Dグループの事業内容についてはこちらをご確認ください)。
今年度のプランのゴールは「試作品を作りたい!デモ食品を配布したい!」です。
当日Dグループは、1名のみの参加でしたが、ダイナミックで熱意あるプレゼンを行いました。

会場からは
・お土産にも使えそうなので、海外の人にも伝わるよう英語の取説もつけてみては?
・有料の試食会の開催を実施してみては?
・まずは自分たちで試作を作ってみよう!
という意見が聞かれました。

Eグループ
Eグループの事業内容は、「大洲市在住の高校生が作る若者目線の洋服プロデュース」(Eグループの事業内容についてはこちらをご確認ください)。
今年度のプランのゴールは「アイテムを作成したい!POPUP(松山市内)を実施したい」というものです。
なんと、ブランド名に関しては、ブランド名の候補を4つあげ、当日の多数決で決定することに!そして決定したブランド名は「ウィステリア」。大洲の市花の藤の花という意味です。

会場からは、
・しっかりストーリーを作ってブランドの価値を上てほしい
・どんなものができるかまだ分からないため、どうブランディングしていくかが大切
・POPUPでは、大洲で開催も考えてほしい
という意見がありました。

■交流会

発表会が終わった後は、OKCメンバーと現地参加者の皆さんとの交流会です。名刺を作成していたメンバーは、参加者と名刺交換をして、事業についてアドバイスをいただきました。

発表会を終え、ひと段落したメンバーは、ほっとした表情と次のステージを見据え、張り切った表情を浮かべて会場を後にしていました。

■次回

次回は、
日時:12月27日(金)14時〜
場所:大洲市イノベーションセンター

で開催されます!発表した事業内容がどのように進んでいるか楽しみです。














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