強い者が生き残る?

こんにちは!
パーソナルトレーナーの山崎圭です!

今回は「環境と適応」というまじめなお話になります。
基本的に私はまじめにふざけるタイプです。笑

まずはじめに、人間は不完全な生き物です。

完成していないからこそ、人は変わることができるし、変わることができるから繁栄し、より便利な世の中になっていったのです。
この【適応】する幅が広いことこそ、ヒトの強みになります。

・生息地域を見ても世界中に住んでいる
・食物連鎖の頂点の部類に入りつつも個体数が多い
・独自の文明・文化を持っていて、食物連鎖の枠からある意味外れている

この辺りがヒトとして、地球という【環境】に適応してきた証しです。

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人の身体という点でも、1つの運動機能が低下しても代わりに違う運動機能を使って、なんとか動作を達成することができます。
それにより求められている動きに適切な動作ができず、効率の悪い動きになったり、怪我をしたりしてしまいますが…
言い換えれば、これもそもそもその動きをしなければいけない【環境】に【適応】できていないということでもあります。

例えばの例なのですが…
今の時代は仕事のほとんどがデスクワークだったり、車での移動だったりするのでどちらかと言うと身体は手先を器用に動かす【操作】の能力が求められています。
そうすると、【猫背】を作って肩甲骨を外に押し出し不安定にして、手先が動きやすくなる身体の構造を作り出します。

そんな中、上の棚に荷物を載せようとすると【背骨を伸ばす】動作と荷物を【支持】する動作が求められることになります。
デスクワークや車の運転という環境に適応した身体では、猫背のまま身体を反らすので腰を必要以上に反らせたり、不安定にしている肩甲骨や腕で重いものを【支持】すると負荷を受け止められずに壊れてしまったりします。

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これが【環境】と【適応】の関係になります。
その他にも人の身体には生命維持に必要な糖を飢餓に備えて脂肪や筋肉を分解して生成することができる機能を持っていたり、微生物を体内に済ませて効率よく生きていくために共存していたり、細菌やウイルスによって身体が蝕まれていくことに抵抗する免疫機能が備わっていたりと様々な環境に適応する能力が備わっています。

だからこそ不完全な生き物なのです。

進化論を提唱しているダーウィンは
「強い者が生き残るのではなく、環境に適応したものが生き残るのだ!」
とも言っています。

今、世間はコロナウイルスの影響で変化の時を迎えています。
今まで当たり前にやってきたことができなくなり、いろいろと自粛して過ごしていることも多いと思います。

ヒトは動物であるので、身体は地球の環境で動くために作られているので、自粛により身体活動が行えなくなると様々な負の連鎖に陥ることが考えられます。

もう何千年もしたら、ヒトの身体はIT化に適応した違う体の形になってるかもしれませんが…笑

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