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記事一覧

家族ぐるみで超長期的な関係人口に。北海道厚沢部町が「保育園留学」を開始へ

北海道の南西部に位置する、厚沢部町(あっさぶちょう)。自然豊かな環境に恵まれ、「メークイン」の発祥地としても知られるこの地域で、子育て世帯向けの新規事業が今始まろうとしています。 「ふるさと食体験」を提供するキッチンハイクは10月13日、厚沢部町と連携し、認定こども園の「一時あずかり保育」制度を活用した暮らしと食育のワーケーション「保育園留学」の申し込み受付を開始すると発表しました。 休日にはジャガイモ堀りなどの食育体験もこの保育園留学では、参加する子育て家族が1~3週間

介護をする人のための新たな選択肢を。「りぷらす」が専門家に相談できるオンラインサービスの提供を開始へ

介護って、いずれ必要になるかもしれないとわかっているけれど、当事者になったらどうしたらいいか分からない――。そんな漠然とした不安が頭の中をよぎったことのある人は少なからずいると思います。どのように学べばいいかも分からないし、頼れる人がいるというケースも多くはないでしょう。 このような方に向けて、一般社団法人りぷらすは、専門家にオンラインで相談できるサービス「介護の架け橋 〜介護の準備と相談室〜」を6月15日から提供すると発表しました。「準備」と「相談」の2つのコースを用意。

新潟県妙高市で、関係人口の増加に向けた「複業人材」を募集。企画・事業化、マーケティング職の2名を採用へ

東京から新幹線で約2時間、長野県との県境にある新潟県妙高(みょうこう)市。自然が豊かな地域で、ウインタースポーツをはじめとした観光や農業、豊富な地下水資源を活用した製造業などが主力の産業といいます。 同市では、少子高齢化や交流人口の減少に伴い、観光だけではない地域活性化策を進めるため、テレワークやワーケーションによる関係人口の増加に向けた取り組みを進めています。その一環で、5月12日に新たなプロジェクトを推進する「複業人材チーム」2名の募集を開始すると発表しました。 今回

「ADDress」が47都道府県すべてに拠点を開設。島根県津和野町には、カスタマーサクセス部門のオフィスを開設

「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」 月額4.4万円(税込)から全国の家に住むことができる多拠点生活プラットフォーム「ADDress(アドレス)」は、4月29日に島根県津和野町で新たな拠点を開設し、全国47都道府県の制覇を達成したと発表しました。 新たな拠点は、島根県南西部に位置する山間の盆地に立地しています。物件は築160年超の木造家屋で、石州和紙問屋を営む歴史ある古民家がリノベーションされたもの。会員向けに4部屋の個室が用意されている他、ADDressのオ

地球に優しいローカルのお店と出会う。サステナブルに焦点を当てた地図アプリ

「世界的なパンデミックの中で、自然と上手く付き合い、一人ひとりが、個人、企業、行政とつながりサステナブルな活動を推進したい」 そんな思いから、Gochiso株式会社が4月15日に提供を始めた「mamoru」。サステナブルに焦点を当てた地図アプリで、有機野菜やフェアトレード、エシカル商品などを取り扱う500以上のお店を検索することができます。 クチコミや評価、写真の追加だけでなく、自分が応援したい店舗を登録することも可能。現在、iOS/Android向けアプリが無料で提供さ

記憶は場所にしか残らない。地域が守り継ぐ「生きた古民家」の暮らしとは

『「人々の記憶は場所にしか残らない」という言葉があります。何かを伝え残すときに、「書き残したり」「語り継ぐ」だけではだめで、具体的な場が必要だということです。(~中略~)佐藤家はこの土地の生活文化の記憶や、人と人の繋がり方の記憶を残し続けてくれているように思います』 NPO法人福井旧庄屋佐藤家保存会が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で実施しているプロジェクトには、こう書かれています。 同法人が始めたのは、新潟市西蒲区福井集落において、地域住民が守り続けて

チャットbotの質問に答えると、利用可能な公共制度が分かる。「Civichat」と熊本県がベータ版サービスを発表

「必要な福祉を必要な人に届け、選択格差を是正する」 このミッションを掲げ、2020年10月に設立された株式会社Civichat(シビチャット)。設立1年強のスタートアップが提供する「Civichat」は、チャットbotの質問に答えると、自分にあった公共制度を教えてくれます。 同社は3月30日、熊本地震の支援制度に特化したサービスのベータ版リリースを発表しました。TwitterのDMで質問に答えていくと、被害状況や再建方法、世帯の状況に応じた支援制度を計115個の中から案内

成田空港から車で20分、古民家を再生した一棟貸の宿が4月にオープン。絶景をながめる露天風呂やシアタールームも

成田国際空港の東に位置する千葉県香取郡多古町(たこまち)。 同町は3月18日、株式会社マイナビ地方創生と古民家の再生事業に取り組み、一棟貸の宿「大三川邸」として4月にオープンすると発表しました。 最大8人で泊まれるほどの広さがある古民家で、田園風景が楽しめる露天風呂やプロジェクターが設置されたシアタールーム(蔵)などを用意。スタッフは常駐しておらず、チェックイン・チェックアウトがタブレットを通しておこなわれるため、コロナ禍においても安全に利用できます。地元飲食店が作った特

「全てのケアラーが健康で文化的な生活を」北海道栗山町で“市町村初”の条例

「ケアラー支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指す」 北海道夕張郡栗山町が新しく制定した条例「第1条(目的)」には、次のような言葉が掲げられています。同町は3月、誰もが安心して介護や看護ができる地域づくりを目指すため、ケアラー支援のための条例を制定しました。北海道新聞の記事によると、同様の条例は2020年3月に埼玉県議会が国内で初めて制定していますが、市町村では「全国で初めて」とのことです。 ケアラ

「あったかいDXの推進を」 三重県が常勤の最高デジタル責任者(CDO)を決定

「ジェンダー平等を礎としたダイバーシティ&インクルージョンと地域循環共生を前提として、子育て世代も高齢世代もみんなが暮らしやすい『寛容な社会』づくりに向けて、『あったかいDX』(DX=デジタルトランスフォーメーション)を推進していきたい、と考えております」 4月1日から三重県の最高デジタル責任者(CDO:Chief Digital Officer)に就任する、田中淳一さんはプレスリリースでこのようにコメントしています。 同県は3月10日、デジタル社会をけん引するCDOの内

廃駅の思い出を短編映画に。北海道の若手有志メンバーがクラファンを実施中

最近、「記憶に残したい」という気持ちが強く芽生えるようになりました。 ステキな人との出会い、駅までの通り道にあるお店、頑張った仕事……。気付けば生きることや日々の仕事に忙殺され、「こんなこともあったな」と振り返ることもなく、1年が過ぎているような気がします。不思議なもので、辛かったことや嫌だったことはずっと記憶にこびりついているのに、良かったことや嬉しかったことは写真や映像がなければ思い出せないことのほうが多くなっているのです(私の性格的な部分もあるかもしれないですが)。

家賃が約1年無料。本業をしながら、団地のコミュニティづくりに。YADOKARIがプロジェクトの参加者を募集中

東京都町田市、小田急小田原線の鶴川駅からバスで8分ほど行った先にある「鶴川団地」。都市再生機構が主体となって1960年代に開発されたこの団地は多くの部屋がリノベーションされ、広場では夏祭りや餅つき大会などのイベントが行われるほど、今も賑わいのある団地になっているといいます。 団地の1階部分に位置する「鶴川団地センター名店街」には、スーパーやベーカリー、整骨院や郵便局などもあるそうで、ここでの暮らしを想像するだけでもワクワクするような気がしてきます。 この鶴川団地で、新たな

診療所がない地域に、ドローンで薬を配送。オートバックスが大分県で実証実験

大分県の南西部に位置する竹田市。 同市にある大久保病院のレポートによると、宮砥地区では1999年から診療所がない状況が続いている。宮砥地区の人口は591人、高齢化率が58%。毎日運行していた民間のバスは撤退し、週3日の市営バスが運行するのみ。移動が原因となり、医療サービスを享受するのが制限されているという。 オートバックスセブンは1月、この宮砥地区において、ドローンによる医薬品配送の実証実験を2月4日から開始すると発表した。 診療所がない宮砥地区では、40km離れた大久

コロナワクチンの正確な情報をSMSで。ケイスリーが自治体向けに新サービス

困難な状況下でも地方自治体が的確に情報発信し、市民が自分自身で判断を適切に行うための環境づくりを支援していきたい――。 ケイスリー株式会社は1月26日、同社が提供する公的通知サービス「BetterMe」において、新型コロナウイルスのワクチンに関するリテラシー向上に向けたコンテンツを地方自治体向けに提供すると発表しました。 行政と市民間のコミュニケーション課題を解決BetterMeとは、SMS(ショートメッセージサービス)と行動科学を組み合わせることで、行政と市民間のコミュ