ELLEGARDENと私の話。
はじめまして。こんにちは。オキリです。
突然ですが、皆さんは音楽はどんなものを聴きますか。
体感で出かけた際にすれ違う人の7〜8割はイヤホンをして歩いているかなと。
その時にふと、「どんなのを聴いてるんだろう」と思います。
今回は私の大好きなELLEGARDENについて書いてみようと思います。最後まで見てくれたら嬉しいな。かなり長いけど。
そして読んでくれた方の中にも心を動かすほど好きなアーティストやロックバンド、それにまつわるエピソードを書いてくれたら嬉しいです。
読んで共感します😌
出会い
初めての出会いはTwitterだった。当時は大学2年の20歳。
「ELLEGARDEN10年ぶりに復活!対バンはONE OK ROCKに決定!」
こんな見出しだったと思う。
当時ワンオクにどっぷりだった私は、「これ当てたらワンオクがみれる!エルレガーデンは予習すればいいや!」という邪?な気持ちで歓喜したのを覚えてる。
だが、トレンドした#ELLEGARDENのハッシュタグを見ると、10年ぶりのライブを待ち焦がれてる人で溢れていることを知った。
私は邪?な気持ちに蓋をして、
「本当に待ってる人に行ってもらいたい」と思って応募するのを辞めた。
これがエルレガーデンというバンドの認知である。
それから月日は流れ、同じ学年の春休み。
フランスへ旅行をすることになっていた私は出発の前日に荷造りを終え、暇になりふと、ELLEGARDENの曲聴いてみようと思いおもむろにApple Musicを開く。
最後に作ったであろう黒いジャケットのアルバム
「ELEVEN FIRE CRACKERS」
最新のアルバムなのにリリースが2006年、本当に10年以上新曲出してないんだと思った。
そのアルバムを開き、ずらっと並んだ曲の中から星のマークがついた一曲をチョイス。
「Space Sonic」
Apple musicってとりあえずこれって曲?に星マークついてるんだよね。
聴いた瞬間、後頭部を金属バットで殴られたような衝撃が走った。
メカニカルなAメロから、疾走感のあるサビ。
「何コレ、カッコよすぎでしょ、、、。」
それからいろんな曲を聴き漁り、ライブ映像を見る日々が始まった。
高校のサッカー部時代、背番号が13だったことからNo13っていう曲に不思議な縁を感じたり。
それがアカウント名の由来にもなってるんだけどね。
長くなったがこれが私のELLEGARDENとの出会いだった。
細美武士という漢
そんなこんなですっかりハマったELLEGARDEN。
ボーカルは細美武士っていう男性らしい。分かったことは以下の通り。
・エルレの他に2つのバンドを掛け持ちしてる。
・当時の年齢で45歳。
・エルレの他にバンドを2つやってる。
ふむふむ。なるほど。
調べたり、ライブ映像の中のMCを見ていくうちにこの人ってすごいかっこいい。って思った。
なにより、ライブをベストコンディションで臨むため、ランニングとボクシングをやっている。
そのおかげか、Tシャツを脱ぐと筋骨隆々とした肉体。そしてライブ中の無邪気な顔。熱いMC。
おれ、こんな歳の取り方したい。
そう思った。その影響でこの2年後にボクシングを始めることになる。
初めて生で見た細美武士
時は流れ、社会人1年目の秋。私は抽選に当たりMONOEYESのライブをZepp東京で見るチャンスが来た。
ここまでの期間3年。その間にエルレに出会えるチャンスにことごとく惨敗。
だかその過程でいいこともあった。
それがMONOEYESとの出会い。
曲調エルレとは似て非なるものだが、なにより歌詞がすごく好きになった。
こっちもライブに行ってみたい。そんなところから応募したMONOEYESのライブ。
初めてのライブハウスでのライブ。
緊張しながら、ワンドリンク制を初めて体感しながら、自分の席を探して着席。
開演の20分前、LINEを返したりInstagramを見たりしていると舞台脇から声が聞こえ、1人の男が出てきた。
「はいどうも〜。こんばんは〜。」
いた。
細美武士は本当に存在してた。
これがその時の率直な感想である。
前説と称して簡単な挨拶と注意事項を述べていった。※コロナ真っ最中だからである。
「皆さんにできるのは拍手だけ。そこは守ってね。今こんなんだけど必ず前までの日常は戻ってくるから。その時までその昂る気持ちはとっといてくれな。今日はよろしくお願いします。」
拍手に包まれ、舞台袖に消えていった。
なんでかっこいいんだろう。
→単純
そして開演。
大好きな曲たちが始まっていく中、本日最初のMC。
「こんばんは〜〜!!MONOEYESです!!!」
それから曲、MCを繰り返し続き、終わった時には満足感と勇気と元気をもらって帰宅。
やっぱり素敵だなぁ。男じゃなくて漢。はい。
この一年後、今までの人生で最も記憶に残る瞬間の一つに立ち会うことになる。
ELLEGARDENをこの目で見た
月日は流れ、アルバム制作を開始したこと告知で盛り上がり、その中でこんな発表を知る。
「復活後初の単独ライブハウスツアー決定!」
歓喜し、ライブに応募。当落発表の日、ドキドキしながらメールを見ると、
「チケットをご用意いたしました。期限内に代金をお支払いください。」
この文字を見た瞬間携帯を投げてしまった。
やっと生で見れる。心待ちにすること1ヶ月。ついにその瞬間が訪れる。
ELLEGARDENの細美武士
ライブ当日、ドキドキとワクワクの頂点が1日中続き、いざ会場へ。
照明が消え、爆音のSEと共にお馴染みのバンドマークがドラム後ろから上がり、メンバーが続々と出てくる。
一曲目はMy Favorite Songだった
強烈なイントロから鳴り止まない手拍子。
何百、何千回と聴き、DVDを何回も見たELLEGARDENが目の前で歌っている。
その事実に涙を抑えることはできなかった。
そして、MC
「こんばんはELLEGARDENです!!!」
あぁ、。今目の前にいるのはELLEGARDENの細美武士なんだ。
この時何かが報われるような、この場に来れてよかったという気持ちが押し寄せてきた。
「おれらと、今日まで歯を食いしばってきたお前らとで人生の打ち上げをしよう。」
これが1番印象に残ったフレーズである。
辛くて、投げ出したくなることも何回もあったけど、いろんなことを経てここまで来れた自分を肯定してくれた。
今後生きる指標みたいなものをこの漢から学んだ気がする。
ELLEGARDENと私とこれから
感動的で背中を押されたライブから5ヶ月。私は新卒で入った会社を辞め、新たな場所で働くことになっている。
そしてマッチングアプリで大きな失恋を最近経験して少し不安定なメンタルである。
それでも自分の中で大切にしていることがある。
「最後に笑うのは正直なやつだけだ。」
金星という曲のワンフレーズ。これからも自分の心が動いた方へ。
そんなことを教えてくれたELLEGARDENが大好きだ。
これはStrawberry Margaritaというカクテル。
エルレの曲の名前にもなってるから飲んでみた時の写真。
また会える日まで精一杯生き抜きます。
細美さん、その時はまた人生の打ち上げしましょうね。
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