アメリ
2001年公開されたフランス映画「アメリ」をNetflixで観た
主人公はちょっと変わった両親の元に生まれ、学校に通うことなく育ったせいか、人とのコミュニケーションが苦手でカフェで働く成人になっても空想の世界に生きている22歳の女性
ダイアナ妃死去のニュースが流れた日、自分と同じ部屋の過去住人の宝箱を偶然発見し、人を喜ばせることに目覚めた主人公は周囲の人々に可愛いいたずらをしかけはじめるが、捨てられた証明写真を収集する不思議な青年と出会い・・・
アメリ役の女優さん、キュートでいたずらな瞳をしててチャーミングだよね
日本でも公開当初、可愛いファッションとか一大ブームを巻き起こしたらしい
確かに主人公はかわいいし、キュートで魅力的です、はい
なんだけど、やってることは一歩間違えば、今の時代だとストーカーで訴えられそうな感じだよw
映画と全く関係ないけど、松任谷由実の「まちぶせ」っていう歌だってそんな内容だしな
昔はそういう偏愛とかには寛容だったのかもね
人間には失敗する権利がある
そんなような言葉を映画の中に流れるテレビ番組でスターリンみたいな顔のおっさんが言って
主人公を応援する近所のおじいさんも、失敗したっていいからやってみんしゃい、と背中を押す
一見、常識や普通の感覚では受け入れがたいものの中に飛び込んだ時に求めていた答えや出会いがあったり
表面的な事象だけを見たら、もう無理でしょ、って思っちゃうことだって実は自分の勝手な思い込みだったり
この映画の中でそういうシーンが何度か出てくる
うん、確かにそうだよ、、
やってみないとどうなるかわかんないことってたくさんあるし
目の前の壁もできないって思いこんでるだけのことなのかもしれない
そんな人生訓がユーモアに包まれた形で描かれた映画ですた
あ、そういえば、日本語吹き替え版を観たんだけど
ナレーションを今は亡き野沢那智がやってたのよ
なんか妙に懐かしかったなぁ
野沢那智がやった役で印象に残ってるのは、コブラ
カッコよさと飄々としたおふざけ感が
混在した姿は自分の目標とするところ
おふざけ感だけはとっくにクリアしてんだけどね