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17)漢字テストも、いい加減な字では自分が許せない

◆完璧主義は完全あいかわらず。でも自己否定はしなくなった 2


リク君に「適当な字でもOKにしてあげる」と言いました。早く漢字テストから解放されるからリク君も喜ぶだろうと思っていました。

ところが、次の日の漢字テストもリク君は時間を掛けて丁寧に書いてきたのです。

「え~~!? ちゃんと書いてなくても合格にしてあげるよって昨日言ったよね」とリク君に言うと、「昨日のは、ちょっと書けるかなーと思って試しに書いただけだから」と、テストには丁寧に書くと決めているかのようでした。

そういえば、リク君の問題点は完璧主義的な思考の部分で、できなければ、極端な自己否定に走ってしまうところにあったと思い出しました。

宿題をやれてなければ、学校を休みたくなってしまう。学習面でもできなければ、自分はダメだと思ってしまう。そんなところがあったので、自分に絶望していたのでしょう。

漢字テストも、いい加減な字では自分が許せない。完璧主義の一面が見られたように思いました。

でも、そう思う一方で、この漢字テスト合格の道のりにおいては、合格しなかったといって落ち込むとか逃げ出すとか、そういう面はなかったな、とも思いました。

ということで、この続きは、また明日。


この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。

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