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強者とは自分の行動によって感情を支配する人

ブログ記事がとても多くなってしまって分かりにくいので、noteに概略と目次をつけて読みやすいようにしていきたいと思っています。

ずいぶん昔に書いた文章は、かなり未熟で恥ずかしいのですけど。。。読み返してみると、今現在に至るまで様々なことがあり、考えてきたなぁと思います。過去は未熟ですが、今から思えば、そんな過去も現在につながっているのだと思います。

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『行動が感情を支配する』

感情に振り回されることが、人の悩みにつながっていると多くの哲人が言っています。子どもの心に寄り添うことはもちろん大事な考え方ですが、その感情に寄り添いすぎると、感情のブレを大きくする可能性があると思っています。

『幸福論』を書いたアランも、情念(驚き・愛・憎しみ・欲望・喜び・悲しみ)をコントロールできる自分にしていくことが幸福への道だと説いています。

アランは、情念をコントロールするために運動や礼儀などの身体運動をすることが重要だ記していて、それを学級経営に生かしています。

例えば、「あいさつ」にしても、学校に行きたくないなぁと思って歩いていても、礼儀として大きな声で明るい声であいさつしたら、ネガティブな気持ちはリセットできるわけです。

学級経営でも、礼儀やお手伝いを含めた身体行動を重視することで、子ども達のネガティブな感情を減らし、明るい学級にすることができます。


“やる気”スイッチはどこにある?

昨年の5月から、このブログを始めましたので、かれこれ1年となりました。日頃思っていることを文章にしたり、疑問に思ったことを調べたりすることで自分の考えがまとまり、新たな学びに繋がっているように思います。

最近調べたことで、自分の中で大きなヒットとなっているのが
『行動が感情を支配する』
という言葉です。

やる気が無いから行動できないのではなくて、行動することでやる気が起きるという逆転的な思考は、私にとってとても衝撃的な出会いでした。

保護者の方も同じだと思うのですが、教員が一番頭を悩ますのは子どもを“やる気”にさせることです。“やる気”スイッチはどこにあるのだろう?とアノ手コノ手で、スイッチを探します。

授業でいったら、子ども達を熱中させる“手立て”ということになります。そのためのノウハウ本もたくさん出版されています。

でも、そんな“手立て”に答えがあるのではなく、体を動かすことにスイッチが隠されていた!!

ちょっとビックリではないですか?

でも、これは試してみる価値はあるに違いないと、今年の春から、子どもを動かすことを学級経営の中心に置いて、指導をしています。

この記事を書いているのは、始業式から1週間の時点です。この1週間、とにかくスピードを重視して、子ども達を早く動かしてきました。

号令の言葉も速くし、返事も短くしました。ノートを取る時間も短く設定したり、朝や帰りの支度も、時間を設定してとにかく「早く、早く」を目標に指導しました。

すると、この1週間であっという間に、クラスができあがってしまいました。クラスには、昨年から申し送りのあった子がもちろんいるのですが、その子達も、一生懸命やっているのです。この効果には、自分自身でも驚きです。

この「行動」と「やる気」の関係をさらに深めていこうと思います。

ということで、この続きは また明日。


目次

  

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よろしくお願いします。

お気楽


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