雑記(記憶について)
明け方、面白い夢を見ていました。
「あ〜面白かった」
と思って目が覚めたとたん、全部忘れてしまいました。
はて?何がそんなに面白かったのだろうか?
おどろいたことに、さきほどまで見ていた夢の内容を、何ひとつ思い出すことができません。
そもそも夢の内容を忘れてしまうのは、いったい何故なのでしょう。
ネットで調べてみると、どうやら夢の記憶を消してしまう神経細胞がいるそうです。
黒板に書いたチョークの文字を消してしまう黒板消しのような存在でしょうか?
夢の内容と現実に起きた内容を混同してしまわないように、夢の記憶を消してしまうそうです。
なるほどねと思いました。
夢を見るのは記憶を関連づけるためとも書いていました。
連想ゲーム?のようなものでしょうか。
タンスの引き出しの中にハンカチが一枚入っていました。
そのハンカチを見たときに、亡くなった伯父さんの葬式で使ったこと、優しかった伯父さんの顔などの記憶が次々に浮かび上がりました。
わたしは、伯父さんの記憶を一枚のハンカチに関連づけていたようです。
このハンカチを大事にしようと思いました。
記憶に残るものと、すっかり忘れてしまうものについても考えてみました。
今まで出会ってきた人たちのことを思い出してみました。
好きな人、嫌いな人、不思議な人、クセが強い人、大事な人、優しい人、いじわるな人……
色々な人に会いましたが、記憶に残っていたり、すぐに思い出す人たちは、わたしに何かしらの影響を与えた人たちでした。
物語を書いていると、色々な登場人物が出てきます。ストーリーに関わる人たちはしっかり書きますが、そうでない人たちはちゃんと書きません(笑)。
記憶に残そうとすることは、良いことでも悪いことでも、自分の人生のストーリーに必要で大事なことだと思っているのかもしれません。
もちろんPTSDになる記憶は忘れてしまったほうがいいと思います。良い治療法が見つかるといいですね。