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三角形の内角の和
先日小学五年生の算数の宿題をやっていました。
その子は特に算数が不得意というわけではないけど、得意でもない。好きか嫌いかで言うと嫌いって言う、よくいる小学生。
教科書を見てみると三角形や四角形が並んでいました。
「どう?算数面白い?」
「いや、別に」
「なんかわかんないとこある?」
「いや、別に」
まぁ、そんなもんなんだろうなって思って深く突っ込むのはやめておきました。
そのあと宿題も終わってぼんやりしてたので、どの学年で習うか知らないけど聞いてみました。
「ねぇ、その三角形の中の確度、足したら何度になる?」
興味を持ってもらうのが一番
単純に足し算です。その子は三つの角度を足して答えました。
「180度?」
「だな。180度。じゃ、この三角形の中の角度足したら?」
また計算を始めました。
「??180度??」
「だな、180度」
正三角形の内角は?
その子は他の三角形の内角をどんどん足していきました。あらら、すべて180度。
「じゃさ、正三角形の一つの角度はなんだろな?」
その子は考えます。なんとなわかってるけど、本当にそれが答えか確証は持てない様子。
「60度??」
「だな、60度」
さっきまで面白くもなかった算数に、目を輝かせていました。
なぜ?を、楽しんでもらいたい
さて。三角形の内角の和は180度って、いつ習うのか知らないけど、小学校ではまだ教えてくれないかもしれません。僕も教えたつもりはありません。知っている知識を伝えただけです。
でも、それで良いのかなと思っています。なんで180度なのか?と思ってくれたら、僕も一緒に調べたり考えたりします。
ただ、なんでだろ?不思議だなー。知りたいな?って言う機会をたくさん作れたら良いなぁと思っています。
そんな学びの場が、「大きな実School」です。
ぜひ遊びに来てください。