電磁波と心臓

前々回のブログに続き、紹介した本「電気汚染と生命の地球史 インビジブル・レインボー」からのお話です。

まずその前に「亜鉛」についてです。
ブログを読んで亜鉛のことで不安に感じている方が多くいらっしゃったようで…。
しかしあくまで一冊の本に書いてあったことです。
文献も掲載はされていますが一部の話です。

それよりもブログに書いたように、亜鉛補充して良かったと思う症例の方を実際には多く経験しています
亜鉛補充しなければ良かった、と思ったケースは正直思いつきません。

ただ過剰の亜鉛補給は注意が必要です。
そしてこれまでのブログにも書いてきたように、「亜鉛」と「銅」のバランスが重要です。
これらはシーソーのような関係になっており、亜鉛が過剰になれば銅が減少してしまうことがあります。
強い銅欠乏になると貧血になることがあります。
ですから「亜鉛は重要」だかといってむやみやたらに補給するのは良くありません。
できれば血液検査でこの2項目をしっかり確認して補充することが理想です。
少量の亜鉛補充であれば銅欠乏をきたすほどバランスが崩れることはほとんどありませんが。

本題に戻ります。
まず電磁波と心臓疾患のことについてです。

本では「過敏性心臓」という項目の部分になります。

1996年以降、突然アメリカにおいて若いスポーツ選手が心不全や心臓発作でなくなるケースが増えました。
ほぼみな心臓病の病歴がなかったのにです。

『スポーツ選手の致命的な心停止の症例数は、1996年に突然2倍に増えた』

と書かれています。
1980年には若いスポーツ選手の心臓発作は珍しく、アメリカでは9例しかなかったそうです。
それが少しずつ増加し、1996年に突然2倍になったとのこと。
ちなみに1996年は64例、翌年は66例でした。

1996年に何があったのか?
この本にはこのように書かれています。

『その年、アメリカではデジタル携帯電話が始めて発売され、運用のために携帯電話各社が数万基の基地局を設置し始めた』

2002年、環境医学を専門とするドイツの医師会は、携帯電話通信に使われているアンテナやタワーの一時停止を求める文章を回覧し始めました。
そして以下のように訴えています。

『電磁波は急性と慢性の病気を劇的に増加させる原因となっており、中でも「極端な血圧変動」や「心拍障害」、「若い世代に増えている心臓発作や脳卒中」が目立っている』

これは「フライブルグ宣言」と言われているようです。

ただロシアはさすがです。
1950年代にはすでに、ロシアの医師たちは「電波病の顕著な特徴に心機能障害が含まれる」と書いていたのです。

現在のロシアの教科書には、心臓や神経系、甲状腺、副腎などの臓器に与える影響が記載されているようです。
自分は医学部で「電磁波による健康被害」について習っていないと思うのですけどね。
忘れているだけかもしれませんが。

この本ではこのように書かれています。
『電波を浴びた人の症状には、頭痛や疲労、衰弱、目眩(めまい)、吐き気、睡眠障害、いらいら、記憶喪失、情緒不安定、抑鬱、不安、性機能障害、食欲低下、腹痛、消化器障害がある。患者には、目に見えるふるえや手足の冷え、顔面紅潮、反射亢進、大量発汗、もろい爪が見られる。血液検査によって糖質代謝異常や高トリグリセリド、高コレステロールも明らかになる。
心臓症状も目立つ。その中には動悸や胸の重苦しさと刺すような痛み、運動後の息切れが含まれている。血圧や心拍数も不安定だ。…』

他にも紹介したいところはたくさんあるのですが、あまりにも膨大なので、あとは興味がある方はご自身で本を読んでください。
本の字が小さくて、もう目が限界です。

ちなみに163ページには、「慢性疲労症候群」「筋痛性脳脊髄炎」という言葉が出てきます。

「コロナ後遺症関連」でもこれらの言葉出てきますね。

第204回国会 新型コロナウイルス感染症と筋痛性脳脊髄炎の研究に関する請願

一応、国レベルで詳しい研究を…って請願が提出されています。

ちなみにですが、もちろんコロナ後遺症だけでなく、ワクチン後遺症でも「慢性疲労症候群」や「筋痛性脳脊髄炎」を引き起こします
こっちは完全無視されてますけど。
こちらは医原病ですからかなり重要だと思うのですけどね。

この本では、これらの他に糖尿病や癌、環境と電磁波の関係についても詳しく書かれています。

本当に読むのが大変なのですが、我々は今や電波の海の中で暮らしているのですから勉強はしておいた方が良いと思います。

ちなみにスポーツ選手の突然死、いまも目につくほど多いという印象はありません。
もちろんゼロではないでしょうけど。
でも電波は飛び交っています。年々ひどくなっているくらいです。

つまりはやはり人間にはある程度適応できる能力があるのではないかなと思うのです。

電磁波によってある代謝経路が阻害されたとしても、別のルートで代償するみたいな。
ただその能力は人それぞれでしょう。
電磁波に適応できる能力もきっと遺伝されると思います。
あるいは適応できる子しか生まれないのかもしれません。
現代においてはお腹の中にいるときから電磁波浴びていますからね。

適応できる動物や昆虫、植物などが生き残っていくのでしょう。
しかしそれによって生態系のバランスが崩れます。
そこも何か代償できる機構があれば良いのですけど、いつか大変なことになるかもしれない。
あるいは電磁波というものは地球レベル・宇宙レベルに影響を与えるものです。
地球そのもの自体が狂ってきちゃう可能性もあります。

と書いていますが、自分は大丈夫だと思ってます。
以前にも書きましたが、いつか痛い目を負うことにはなるともいますが、悪いものが淘汰され、良い世界になると思っています。
そして人間も地球もそんなにやわじゃありません
だからといって地球を汚すような行為は慎まなければなりません。

ちなみに話は変わりますが、シェディングも電磁波と関係があるかなと思って、これまでいろんなグッズを試してきました。
クリニックにはCMCを始めシュンガイトの石も置いていますし。
訪問診療用にペンダント系だとかも試してみました。
持ち運びできるCMCも試しました。
しかしシェディングは防げません。
正直効いているのか効いていないのかわかりませんでした。
電磁波の影響はある程度は防げているのかもしれませんけどね。

アルミで全身を包んだらいいかもしれませんけどかなりヤバい奴に映りますしね。
でもふと思ったのですが、グレイ系の宇宙人って、灰色とかシルバーのイメージがありますけど、あれって電磁波ブロックなのだろうか。
宇宙線とかも強力そうですしね。
ひょっとしたらこのまま地球がさらに電磁波の海にさらされていくとしら、いずれ人間の皮膚がグレイ系の宇宙人のようになるのかもしれません。

ある意味グレイ系の宇宙人のボディは理にかなっているのかもしれません。
あるいはそうなっちゃったのかもしれませんけど。
もしくは自らアルミで包んでいるのかもしれません。

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