宮澤賢治は、誰もが知る詩人であり童話作家です。1896年(明治29年)8月27日に岩手県花巻川口町(現、花巻市)に生まれ、1933年(昭和8年)9月21日に亡くなりました。満37歳でした。今年は、生誕128年目にあたり、今日は賢治の没後91年目にあたります。
その宮澤賢治といったら、子どもの頃の愛称「石こ賢さん」も忘れがたいのですが、教員だった時代もあり、高校生に出したという「一番長い英単語」の宿題クイズのお話も強く印象に残っています。それは以下のようなものでした。今から35年前の「知ってるつもり」というテレビ番組からの記憶です。2023年6月のコラムです。ご一読ください。
その後、私は、「あなたと夜と数学と」というブログの「世界一長い英単語」の中で、こんなお話が紹介されていたことを知りました。
その英単語の読み方も、アクセントも、息の継ぎ方も分かりませんが、そんな長い単語をスラスラと答える高校生もいるんだということを知り、私の目は点になりました。
それにしても、賢治の問いは、子どもたちや先生方に、今も変わらぬ波及効果をもたらしているように思います。
「学びの基本は、自ら楽しみながら調べること!」
そんな賢治の声が聴こえて来そうな気がします。
※画像は、クリエイター・「賢治の道」と「日高見の道」さんの「岩手県花巻市の宮沢賢治記念館」の1葉をかたじけなくしました。まだ訪れたことのないこの記念館の入口写真を見るだけで、銀河鉄道の汽車の乗客となり賢治の世界に溶け込んで行けそうなゆかしさを覚えます。お礼を申し上げます。