No.1372 心憎いコラムの人
敬老の日も彼岸明けも終わってしまいましたが、私には忘れ難い、この頃に書かれた1つのコラムがあります。
コラムの主は、2001年(平成13年)7月~2017年(平成29年)10月2日まで16年間にわたって「編集手帳」を担当したジャーナリストでコラムニストの竹内政明氏(1955年~)です。「編集手帳」のコラム執筆を始めて8年目、氏が54歳の時の筆です。
「1文字で心身の温まる魔法のようなシャワー」が黒沢正行さんの俳句なら
「1コラムで心身の温まる魔法のようなシャワー」を人々に浴びせ続けたのが、竹内正明氏だとベタ惚れしている私です。
その竹内氏は2017年10月に体調をこわし、第1線から身を引かれました。今日、ご紹介したコラムは、今から15年も前のものですが、読むたびに笑わせて泣かされ、心も身体も潤ってくるのです。
※画像は、クリエイター・きたしげさんの「東海道五十三次のコラージュ作品」の1葉をかたじけなくしました。歌川広重が、浮世絵「東海道五十三次」を版行したのは1832年(天保3年)だそうですから、もう192年が経つのですね。お礼を申し上げます。